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2010年 イベント情報

2010年9月19日より24日(予定)欧州連合への研修旅行 




今後の会員の皆さんのご意見をうかがいながら、ツアーを実現するか否かを決定することになります。石川EU協会のヨーロッパ旅行に先立って、石川日独協会は2010年9月12日から18日ドイツ・チェコ・オーストリア旅行(日程は変更の可能性あり・計画中)。石川日独協会の行き先は、ウィーン、クルムロフ、プラハ、ピルゼン、レーゲンスブルク、バッサオなどを予定しています。石川EU協会のEU関係施設見学旅行と接続する形で、計画しますので、石川EU協会の日程と調整して、計画を立てて参ります。石川EU協会の方は19日から24日まで、ブリュッセル、ルクセンブルク、シュトラスブルクと回る予定です。石川EU協会の方は、石川日独協会と石川EU協会の両方の参加も可ですし、一方だけの参加も可ですし、また両方にまたがって一部のみ参加することも可です。皆さんの旅程に合わせて、ホテルは確保しますが、航空券は皆さんがそれぞれ、旅行業者で確保してください。ディスカウント航空券を売っている旅行業者なら安いものが見つかると思います。ご相談があれば事務局から案内します。

2010.年7月9日 講演会
講演題目「リスボ戦略に見るEUの教育政策動向」
講師 園山大祐文教大学準教授

参加申し込み:必要 会員以外にも一般市民の方も大歓迎です
会場 金沢21世 紀美術館の中のレストラン・喫茶店フュージョン21(メー プルハウス)
開場 6時半
講演 7時-9時 
参加費: 無料 なお、会場では2000円の軽食(3種類から選択とワンドリンク)を 用意しています。希望者は各自お支払いください。食事を予約する方の申込期限は7月6日必着で、下記の石川EU協会事務局に申し込んでください。また、一般の方でも50程度で、満席になりますので、事務局に参加の予約をお願いします。こちらも申し込み期間を同じく7月6日必着とさせていただきます。その際に軽食もオーダーするのかどうかもあわせてお知らせ下さい。お食事を必要としない方は適当に飲み物をご注文下さい。
食事を注文される方:2,000円(数種類の軽食から選択、ワンドリンクつき。それ以上は各自払い)
申込:石川EU協会事務局までメールまたは電話にてご連絡ください
   <参加の連絡先>
   石川EU協会事務局 
   920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会学域経済学類 西嶋研究室気付 
   
Tel: 076-264-5428  E-mail: ishikawaeu@gmail.com

講演要旨: EUの補完性の原理 は教育・訓練分野においても適用され,言語と文化の多様 性の尊重と各国の教育政策を尊重することを1989年の「1993年に向けての教育政 策と教育協力に関する結論」(1989年10月6日文部大臣会議)で確認している。 マーストリヒト条約の126条以来,教育政策は加盟国の権限に属し,これまでEU は,加盟国間の協力を補完するためのアクション・プログラムの提供や立法化を おこない,質の高い教育の発展の貢献に努めてきた。このアクション・プログラ ムには,周知のように,教育についてはソクラテス,職業訓練についてはレオナ ルド・ダ・ヴィンチの2つのプログラムがある。これらは現在,2000年から2006 年までの実施第2段階が終り,2007〜2013年からは新たな統合プログラム Lifelong Learning Programme 2007-2013が実施されている。  
本報告では,EU(欧州連合)の教育政策動向をめぐる現状と展開を2000年3月 のリスボンで開催された欧州理事会での議論を中心に考察しながら,ヨーロッパ 統合に関わる教育政策の方向性を検討していく。この理事会を契機に,2010年に 向けた共通目標を「リスボン戦略」と呼ぶ。これは,主に5つの数値基準目標で あり,「欧州の教育・訓練は,知識社会の要求と雇用の水準及び質の改善」に向 けた経済戦略の中に内包する教育戦略目標として注目に値する。こうした数値目 標は,今日のグローバル社会においては,当然その他の国際機関とも連動したも のであり,各国民国家に及ぼす影響力も計り知れない。その現状を本稿では考察 する。
講師紹介 園山大祐先生は石川EU協会副会長園山春一教授のご子息で、高校まで をフランスで、その後一橋大学の社会学部を卒業後、九州大学大学院教育研究科 で学ばれ、大分大学から文教大学に移られ、現在文教大学で、国際関係論、国際 教育論、多文化教育論、比較文化論、ヨーロッパ文化論などを担当されています 。 教育学をプロパーに研究されていて、著書としては『フランス教育の伝統と革新 』 大学教育出版2009年、『日仏比較 変容する社会と教育』明石書店2009年などが ありますが論文の半分はフランス語で発表されています。教育以外にもいろいろ な話を聞かせていただけるものと思います。皆様のふるってのご参加を要請しま す。 以上、お忙しいところ申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
2010年6月11日石川EU協会と石川日独協会共催
新ドイツ大使フォルカー・シュタンツェル博士来沢歓迎パーティ

Willkommensparty fuer den neuen Detuschen Botschafter, Dr. Volker Stanzel am 11. Juni.
Welcome party for the neu german ambassador, Dr Volker Stanzel on the 11th June.
場所 フランス料理店 ジャルダン・ポール・ボキューズ (石川県政記念 しいのき迎賓館)(旧県庁の建物の二階)
開場 5時30分
開始 6時
終了 8時30分 
付け加えますと、シュタンツェル大使はかつて京都大学にも在籍したことがあり、今回大使として日本に赴任する前にも、日本に3年回滞在しており、日本語も堪能です。
会場の都合から、申し込みは両協会からの申し込みが55になりましたら、締め切ります。
現在すでに46名の申し込みがあります。お急ぎ下さい。
月6日(金)までに石川EU協会事務局宛にお申し込みください。会費(1万円)は会場にていただきます。

石川EU協会事務局  Tel: 076-264-5428  E-mail:ishikawaeu@gmail.com

We (the EU Association Ishikawa and the Japanese-German Association Ishikawa ) will hold togather a welcome party for the new ambassador Dr Volker Stanzel at 6 O'clock.. The Venue is the newly opened french restaurant Jardin Paul Bocuse (in the former prefecture house in the first floor).
Application in advance is necessary. Please send us e-mail: ishikawaeu@gmail.com
The party costs 10,000 Yen, french dinner and alcoholic drinks are included.
Deadline of the application is the 6th June.

2010年6月2日
石川EU協会会長淺野周二先生の記事が今朝の読売新聞に掲載されています。
2010年5月20日まで金沢大学中央図書館にてEU関係の展示会
2010年5月13日12時15分から13時、新石川EU副会長などによるEUについてのミニ講演 金沢大学中央図書館ラウンジカフェーコーナーにて
2010年5月11日(水)フィロン広報部長の来沢、歓迎会

会員各位

 さる423日(金)の「石川EU協会」理事会、総会、それに続く懇親会では滞りなく会を進めることができ、会員各位のお力添えに深く感謝しているところであります。特に懇親会ではアレクサンドル・ルロワ新理事の奏でるピアノ生演奏が独特のおとなのムードをかもし出し、一瞬、あれっ、ここは日本だったっけ? といった錯覚さえ覚えさせられたほどでした。総会でご承認いただきました件につきましては、近くホームページに載る予定です。あいにく総会にご出席できなかった会員は、どうぞホームページをご覧になってください。

 さて、間をおかずに5月になりますと、「駐日欧州連合代表部(いわゆる駐日EU大使館)」から、同大使館主催の「EUがあなたの学校にやってくる事業」で、広報部長のルディ・フィロン(Mr. Rudie Filon)参事官が来県し、11日(火)には泉丘高校で、12日(水)には小松高校で講義をされる予定です。また番外として12日午前中には金沢大学附属高校でも講義をされる予定になっています。ルディ・フィロン広報部長は先日の総会において、わが協会の名誉顧問に就任されることが承認されたところでもあります。

 こういったわけで、今回も「石川EU協会」ではルディ・フィロン広報部長を温かくお迎えする意味で、下記の要領で懇親会を持つこととしました。連続のもの入りでなにかと大変かと思いますが、お1人でも多くの会員の方、およびご家族の方がご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

平成224月吉日

石川EU協会会長 浅野周二

 

駐日欧州連合代表部参事官ルディ・フィロン(Mr. Rudie Filon )広報部長を囲んでの懇親会

開催日時:2010511日(火)、19:30(午後7時半)

会場:金沢エクセルホテル東急

   〒920-0961 金沢市香林坊2-1-1 (Tel: 076-231-2411)

会費:6,000

出席の方は56日(木)までに石川EU協会事務局宛にお申し込みください。会費は会場にていただきます。

  石川EU協会事務局 Tel: 076-231-5428  E-mail: ishikawaeu@gmail.com

2010年1月30日
金沢日仏協会主催の「新春の集い」への参加の呼びかけ。
石川
EU協会会員の皆様

金沢日仏協会主催の「新春の集い」に、プノ仏大使館公使が出席されることになりました。昨年11月は公務のため「日独仏三国共同フォーラム」にお越しいただけませんでしたが、公使より本年早々にも来沢し、皆様にお会いしたいとのご意向がありましたので、石川EU協会会員の皆様にもご参加いただきたくご案内いたします。
きたる130日(土)、1830(午後6時半)より、金沢ニューグランドホテル8F「ロワ」において、「金沢日仏協会」主催の「新春の集い」(参加費7,000円)が行われますが、クリストフ・プノ公使がこの集いに出席できることになりました。上掲のプノ公使の一節にかんがみ、金沢日仏協会から、「石川EU協会」および「石川日独協会」会員へ、この集いへの参加呼びかけの案内がありました。

 急なご案内で申し訳ありませんが、1人でも多くの方にご参加いただきたくお願い申し上げます。ご参加可能の方は、128日(木)までに石川EU協会事務局までお申し出ください。取り急ぎで申し訳ございませんが、1月28日(木)までに石川EU協会事務局宛にお申し込みいただければ、こちらから金沢日仏協会に連絡いたしますので、何卒よろしくお願いいたします。

石川EU協会事務局 ishikawaeu@gmail.com

2010年1月19日講演会
講演題目「2010年のEU情勢 」日本との関連についても言及されます。
講演者 久保広正先生
     神戸大学大学院経済学研究科教授・EU インスティテュート関西代表
会場 金沢21世 紀美術館の中のレストラン・喫茶店フュージョン21(メー プルハウス)
講演開始時間 7時
2010年の最初の石川EU協会の講演として、素晴らしい講演者をお呼びすることで出来ました。皆さん是非とも事務局まで参加を申し込んでください。
講演概要:
2009年はユーロ導入10年周年を記念する年であったが、同時にEU統合の進展に とっても重要な年となった。すなわち、経済面では、 深刻化な金融危機に見舞われたEUが回復への兆しを見せるようになった。ただ、 南欧・中東欧諸国の経済は依然として深刻であり、 2010年初頭の時点でも、回復への確たる目途はたっていない。果たして、EU経済 はかつて見せたような力強さを取り戻すであろうか。  一方、政治面ではリスボン条約が発効し、「EU大統領」ともいえる欧州理事会 常任議長にベルギーのヘルマン・ファン・ロンパイ氏 が就任した。ベルギー国内政治で示された同氏の調整能力が発揮され、リスボン 条約の下、再びEUが結束力を強め、政治的にも世界を リードする存在となりうるのであろうか。今回の講演では、2009年の動きを踏ま え、2010年のEUを展望したい。
情報: 久保先生が関西で代表を務めているEU インスティテューとは
EU インスティテュートとは「欧州の政治、法律、経済のみならず、環境や医学を含む他の科学技術関連分野においても、日欧の学術協力および教育交流を促進するための」組織です。「EUIJ関西とは、EU (欧州連合)に関する教育・学術研究の促進、広報活動の推進や情報発信を通して、日・EU関係の強化に貢献するため2005年4月1日に、欧州委員会の資金援助により神戸大学・関西学院大学・大阪大学からなるコンソーシアムとして設立されました」とホーム・ページに書いています。
参加申し込み:必要 会員以外にも一般市民の方も大歓迎です
参加費: 無料 なお、会場では2000円の軽食(3種類から選択とワンドリンク)を 用意しています。希望者は各自お支払いください。食事を予約する方の申込期限は1月17日必着で、下記の石川EU協会事務局に申し込んでください。また、一般の方でも70名程度で、満席になりますので、事務局に予約をお願いします。こちらも申し込み期間を同じく1月17日必着とさせていただきます。その際に軽食もオーダーするのかどうかもあわせてお知らせ下さい。
会費:2,000円(数種類の軽食から選択、ワンドリンクつき。それ以上は各自払い)
申込:石川EU協会事務局までメールまたは電話にてご連絡ください
   <参加の連絡先>
   石川EU協会事務局 
   920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会学域経済学類 西嶋研究室気付 
   
Tel: 076-264-5428  E-mail: ishikawaeu@gmail.com
とても素晴らしい講演で、やはり日本を代表してEUのことを語ってくれる専門家の言葉に、参加者は納得していた様子でした。久保先生にはまた是非石川EU協会で話しをしていただきたいという念を強くしました。

2009年 イベント情報

2009年12月9日
先日のフォーラムに関する淺野先生のエッセイが今日の読売新聞に掲載されました。



2009年11月14日(土)
石川EU協会・石川日独協会・金沢日仏協会共同主催による日独仏3国共同フォーラム(入場無料)と懇親会の案内
開始時間が変更になりました

会員各位

 秋も深まりつつある今日このごろ、会員の皆様にはお元気にお過ごしのことと推察申し上げます。ホットなところでは、さる103日、アイルランドの2度目の国民投票で欧州連合新基本条約「リスボン条約」が批准され、EUは新たな局面を迎えることになりました。私たち石川EU協会会員にとっても、EUが今後どのように発展していくのか、興味の尽きないところではないでしょうか。
 さて、かねてよりご案内してあったところですが、石川EU協会にとって今年度の大きな事業の一つ、石川EU協会・石川日独協会・金沢日仏協会共同主催による日独仏3国共同フォーラムを下記の要領で行うことに決定しました。また、同日夜には同じく3協会共同による、フォーラム基調講演講師の独仏両大使館2公使を囲んでのクローズドな懇親会を予定しております。

 そこでお願いです。フォーラム会場は金沢市郊外に位置し、交通の便もあまり芳しくなく、しかも300人を収容できる大きな容量を有していることもあり、お世話する者としてはいかに多くの参加者を募るかということで、思案投げ首しているところであります。会員の皆様方にはどうぞ他人事としてではなく、わが事としてご参加くださり、当協会の事業を成功に導いてくださいますようお願い申し上げます。もちろん、他のどなたでも、こういった国際問題に興味を抱いておられる方をお誘いいただきご同道願えれば、これに越した喜びはございません。
 また、夜の懇親会についても、多くの会員の方々がご出席くださることを期待しております。懇親会につきましては、別紙ご案内状をご参照ください。
平成21年(2009年)10月吉日           石川EU協会会長 浅野 周二

【フォーラム】

標題:    「行動するEUの核・フランスとドイツ……日本も頑張れ」
基調講演: プノ・フランス公使代理ブリュー・モンフォール参事官、プリンツ・ドイツ公使 (逐次通訳付)
会場:     石川県地場産業振興センター・コンベンションホール(新館1F)
日時:    20091114日(土) 13:30開場 14:00開始 17:00終了

プログラム:・開会の辞・公使紹介

・第一部

「フランスとドイツ」(プリンツ公使)

「ベルリンの壁崩壊のフィルム上映」

EU統合における両国の役割」(ブリュー・モンフォール参事官)

休憩

・第二部

EUの最近の変遷(リスボン条約)」(プリンツ公使)

EUは東アジア協同体構想のモデルとなるか」(ブリュー・モンフォール参事官)

・質疑応答

・閉会の辞

参加費:   無料

申込:     不要 どなたでもどうぞお越し下さい。

北鉄バスをご利用の方へ

・フォーラム会場へ
金沢駅東口発 特急1235(県庁前下車)
金沢駅西口発    1214(工業試験場下車)12411313(県庁前下車)

・フォーラム会場から懇親会会場
(金沢駅経由南町下車)
 
工業試験場口発 1825
 
県庁前発 1703173818081829

 交通案内 

センターまでの案内図

車でお越しの皆様は下記の注意事項をお守り下さるようお願いいたします。
通路での駐・停車は、路線バス運行の妨げになりますのでご遠慮下さい。
繊維・鉄工会館専用駐車場は、私有地につき駐車しないで下さい。

「懇親会」

日時:   20091114日(土) 19:0021:00(受付開始 18:40)
   会場:  金沢ニューグランドホテル・アネックス(隣接別館)4階「金扇」
      920-8688 県金沢市南町41号 TEL: 076-233-1311  FAX: 076-233-1591

   参加費: 8,000
   申込:  必要石川EU協会事務局までメールまたは電話にてご連絡ください
   <出欠の連絡先>
   石川EU協会事務局 
   920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会学域経済学類 西嶋研究室気付 
   
Tel: 076-264-5428  E-mail: ishikawaeu@gmail.com
  服装:  平服でお越しください。
懇親会のご案内
「クリストフ・プノ公使代理ブリュー・モンフォール参事官(フランス大使館)アンナ・プリンツ公使(ドイツ大使館)を囲んでの懇親会」
主催: 石川EU協会・ 石川日独協会金沢日仏協会
各位
 前略 きたる11月14日(土)、日独仏3国共同フォーラムの基調講演講師として、クリストフ・プノ・フランス公使とアンナ・プリンツ・ドイツ公使が来沢されます。これを機に、お2人を囲み、下記の要領で懇親会を開催します。なるべく多くの方とお話をしたいとの両公使のご希望もあり、肩の凝らない立食形式といたします。通訳も来ており、日本語・ドイツ語・フランス語・英語のどの言語でお話しいただいても結構です。懇親会への参加は、石川EU協会・石川日独協会・金沢日仏協会会員のほか、主催者よりご案内を差し上げた方々に限定させていただきます。楽しい会です。ぜひご出席ください。なお、懇親会の出欠について、準備の都合上、116日(金)までに石川EU協会事務局までメールまたは電話にてご連絡ください。クローズドな会合なので、参加者であることの確認のために御芳名を記載の上、当日この案内状を、コピーして各自記入して必ずご持参ください。

                             石川EU協会会長 浅野 周二
                             石川日独協会会長 早瀬 勇
                             金沢日仏協会会長 小間井 孝吉
やむ得ない事情でクリストフ・プノ・フランス公使が来られなくなり、急遽代理ブリュー・モンフォール参事官がお話ししてくれました。ブリュー・モンフォール参事官は素晴らしいお話をしてくださいました。

1114日(土)の「3国共催フォーラム後の懇親会」には、おいそがしい中ご出席いただきありがとうございました。特にこれといった大きな混乱もなく、また、いまだかつてなかったようななごやかな雰囲気の中で日独仏3国を結ぶ楽しい会が推移していった点、お世話したもの一同、大変うれしく思っているところです。

 年が改まりますと、119日(月)の神戸大学大学院経済学研究科教授兼EU インスティテュート関西代表・久保広正先生の講演を手始めに、魅力のある協会活動(すでに来年度用にいくつかの目玉事業を準備しつつあります)が展開されていく予定であります。各位にはどうぞまた、ホームページのイベント欄にもご注意いただき、事情の許す限り各種イベントにご参加くださいますようお願いいたします。

 以上、とり急ぎ御礼まで。

平成2111月吉日

石川EU協会事務局および3国共同フォーラム懇親会世話人一同



講演するプリンツ公使と通訳の石川さん

ブリュー・モンフォール参事官と通訳の林さん

熱演する金沢日仏協会副会長木下光代さん

懇親会、両国代表を待っているところ。淺野石川EU協会会長、早瀬石川日独協会会長。

2009年10月27日(火)
インテリアや装飾デザイナーでありミラノで総合デザイン事務所(イメージライブラリー)を設けて活躍する井口哲一氏が金沢に来られるのを聞き、急遽石川EU協会の会を催します。1970年らかイタリアに居を構えて活動する井口哲一氏からヨーロッパの事情を聞けるものと期待します。
日時:1027日(火)、1830より
場所:「フュージョン21(金沢21世紀美術館内キャフェ)」
申し込み:必要
会費:2,000円(数種類の軽食から選択、ワンドリンクつき。それ以上は各自払い)
講師紹介
1947年京都市生まれ、1970年京都市立芸術大学卒業、ミラノ工科大学建築家入学、1971年ベルナスコーニ建築事務所入社、1980年ミラノに総合デザイン事務所開設

装飾デザイナーとして、アパレル関係、例えばASICSのオーストリア・スキー・チーム・ウェアーのコレクションを1988年から2003年まで企画、インテリア関係では様々な企業のインテリアーを設計しています。
急なセッティングで済みません。できるだけ多くの会員の方々のご参加に期待しております。
 会場の準備の都合がありますので、恐れ入りますが出欠の可否について10月25日までに石川EU協会事務局までお知らせください。
申し込みはこちらまで
事務局
920-1192 金沢市角間町
金沢大学人間社会学域経済学類 西嶋研究室気付 石川EU協会
電話 076-264-5428
メール ishikawaeu@gmail.com

2009年10月7日
淺野周二会長のエッセイが今日の読売新聞に掲載されています。

2009年820日(木)
懇親会
「フーバー公使参事官を迎えての懇親会」

日時 平成21820日(木)、1830(午後6時半)
場所 フュージョン21(金沢21世紀美術館内)
会費:2,000円(数種類の軽食から選択、ワンドリンクつき。それ以上は各自払い)

会員各位

 なかなか本格的な夏が到来しない今年ですが、会員の皆さまには元気にお過ごしのことと拝察いたします。
 この8月初旬より、フーバー駐日欧州委員会代表部公使参事官(いわゆるEU大使館大使代理、オーストリア出身、独仏英語可)が、日本学、日本語の勉強を主な目的に約1か月間の予定でここ金沢に滞在しておられます。せっかくの機会ですので、きたる20日(木)夕方、下記の要領で、軽食をとりながら「フーバー公使参事官を迎えての懇親会」を持ちたいと思います。1週間強の余裕しかない急な企画で大変かとも思いますが、できるだけ多くの会員の方々のご参加に期待しております。
 会場の準備の都合がありますので、恐れ入りますが出欠の可否について818日までに石川EU協会事務局までお知らせください。平成21811日 石川EU協会
申し込みはこちらまで
事務局
920-1192 金沢市角間町
金沢大学人間社会学域経済学類 西嶋研究室気付 石川EU協会
電話 076-264-5428
メール ishikawaeu@gmail.com




2009年8月5日
淺野周二会長のエッセイが今日の読売新聞に掲載されています。

2009年7月7日
講演会「EUとボスニア・ヘルツェゴビナ」
講演者 Mirza Redzic(ミルザ・レジッチ)氏
氏の経歴 1976 生まれ
       1995-99 サラエボ大学医学部
       1999-2001 国際赤十字勤務
       2002-03 ボスニア選挙委員会勤務
       2003-04 ボスニア議会勤務
       2004-08 EUボスニア代表部勤務
       2002-07 サラエボ大学政治学部(修了)
       2008-  文部科学省給費生として金沢大学大学院人間社会環境研究科に在籍            (4月より博士前期課程1年)
講演テーマ「EUとボスニア・ヘルツェゴビナ」
発表は英語ですが、鹿島理事が通訳してくださいます。
開場 18時30分
講演開始19時
講演会場 場所: 石川県生涯学習センター 〒920−0962  金沢市広坂2丁目1番1号   石川県広坂庁舎   TEL 076−223−9571 http://www.pref.ishikawa.jp/shakyo-c/syakyo05.htm 講演会開催時は、工事が行なわれるため、駐車場が70台分しか ないそうです。他の催し物もあるでしょうから、そのすべてを利用 することはできません。なるべく公共交通機関を利用するように お伝えください。よろしくお願いします。
これまで主として西ヨーロッパからの視点で語られることが多かったこれまでの講演会とは違って、東欧圏から見たEUというのは私たちに新しい視点を示すものと思われます。
今回は講演会のみとさせていただきますが、資料準備の都合で、一応申し込みをお願いします。
申し込みはこちらまで
事務局
920-1192 金沢市角間町
金沢大学人間社会学域経済学類 西嶋研究室気付 石川EU協会
電話 076-264-5428
メール ishikawaeu@gmail.com
9年6月10日
淺野石川EU協会会長のエッセイが、本日の読売新聞に掲載されています。


2009年5月7日
ドイツ連邦共和国ハンス=ヨアヒム・デアHans-Joachim Daerr)大使夫妻来沢歓迎パーティ
石川日独協会と石川EU協会の合同開催
歓迎パーティ会場 ホテル日航
18:30(午後6時半)から、「ホテル日航金沢」4Fの「鶴の間」
参加費 8000円 食事・飲み物代金込み 
申し込み締め切りは4月28日とさせていただきます。準備の都合で。
都合の悪くなった方は、5月3日までに申し込み取り消しの通知をお願いします。それ以降は、当日来られない場合でも参加費を後に請求させていただきます。
申し込みはこちらまで
事務局
920-1192 金沢市角間町
金沢大学人間社会学域経済学類 西嶋研究室気付 石川EU協会
電話 076-264-5428
メール ishikawaeu@gmail.com
79名の参加があり、大使と活発な交流を参加者は行った。残念ながら大使夫人は次の日に来られることになったが、笛と朗読パーフォーマンスもあり、また多くの方も満足されたように思われた。大使は市長表敬訪問、二水高校の講演の後に来られたにもかかわらず、参加者と活発な会話を行った。大使に随行した語学部長のベアーテ・フォン・オステンの通訳もとても見事なものでした。また大使は翌日には金沢大学で講演、遊学館での講演知事表敬訪問などハードな日程をこなされました。(文責 K生)。

二水高校での講演の様子

ドイツ大使市長表敬訪問

5月8日の知事表敬訪問の様子


8日と9日付けの北陸中日新聞の記事

8日と9日付けの北国新聞の記事
2009年5月8日
金沢大学の国際学類の授業の枠組みで、デア大使による講演会「ドイツから見たEU連合」が朝の8時45分から角間キャンパス総合教育棟B1で開催されました。

2009年4月15日
淺野会長の石川EU協会についてのエッセイが、本日の読売新聞に掲載されています。


2009年4月7日(火)「石川EU協会」の理事会と総会 開催します
ところ:金沢スカイホテル15階、「金扇」
 とき:平成21年4月7日(火)
 理事会   18:00(午後6時)より
 総会     19:00(午後7時)より総会(食事つき懇親会を兼ねる)
 参加費:5,000円
 「今度新しく、素晴らしいフラメンコのギタリストが入会の予定です。総会の ときにお呼びしてあります。今回はサービスで数曲、演奏を聞かせていただく予 定です。ご満足いただけること請け合いです」
申し込みは石川EU協会事務局まで電話あるいはメールでお申し込みください。申し込み締め切りは4月1日にします。申し込まれた方で、都合の悪くなった方は、4月3日までに申し込み取り消しの通知をお願いします。それ以降は、当日来られない場合でも参加費を後に請求させていただきます。
申し込みはこちらまで
事務局
920-1192 金沢市角間町
金沢大学人間社会学域経済学類 西嶋研究室気付 石川EU協会
電話 076-264-5428
メール ishikawaeu@gmail.com

石川EU協会総会式次第

1 会長挨拶
2 議長の選出。会長による議長の選出(第7条2 総会は、会員をもって組織し、議長は会長が選任する。7条4 総会の議事は、出席会員の過半数をもって決し、可否同数のときは議長の決するところとする)
  
楠根が議事進行を行う。
3 2008年度活動報告について 抜けている二点を追加して承認
4 2009年度活動計画について 新たな催し物を追加して承認
5 2008年度会計報告について 清原氏による監査もあり、承認
6 2009年度予算案について 承認
7 新理事と新事務局メンバーについて
  
大丸勝雄氏と上條 勇氏が新たな理事と新たな事務局員に推挙され承認。安田悦子氏が公下氏と交代したことの報告。
8 その他7条3 本会の業務に関するもので、理事会において総会に付議する必要を認めたもの、および一般会員からの要望)
  
会計監査として中川恒雄氏の加入が承認された。

その後フラメンコ・ギターフラメンコ・ダンスが披露され、懇親会が開催された。

2009年3月27日 長野県EU協会の会報に2008年7月17日に早瀬勇副会長が行った講演が掲載される。



2009年3月19日(木曜日)午後19時より
講演会 「EUと旧植民地 ー 矛盾と悩みー」
講師 北陸大学園山春 一先生
講師紹介
1939年東京生まれ、フランス、ポルトガルで中高時代を過ごし、その後、東京外国語大学フランス語学科卒業、1964年総合商社ニチメン入社、その後、フランス駐在、イギリス駐在と1996年まで30年をヨーロッパで過ごされ、1997年に北陸大学教授、2002−2008年北陸大学未来創造学部学部長、専門は植民地経済史
講演内容は、植民地化への歴史。その結果は、因果応報としての移民問題、EUの内部崩壊の危険、さらには、高くつく関係維持が悩み。その”悩みと問題”は、ヨーロッパ社会の矛盾が生んだもの。そのがなぜEUを形成するのかのひとつの理由である。その背景にある、ヨーロッパのおごりとプライド。
そのなかでEUとかつての植民地 であったアフリカとの関係、ヨーロッパ人の矛盾など、ヨーロ ッパに長く生活され(1960-1996)、アフリカの鉱石など、天然縁資源の取引に携わってきた、園山春一先生の体験から、書物 では窺うことの出来ない話を聞けるもの思います。
講演場所:  金沢エクセルホテル東急 4階 友禅の間
会場の広さに限りがあるため、
出席者上限を30名とさせていただいております。出席される方は、
お早めにご連絡ください。
参加費:無料。
なお、会場では2000円の軽食(サンドイッチに飲み物1杯)を 用意しています。希望者は各自お支払ください。

参加される方は、3月17日(火)までに、石川EU協会事務局まで、電話あるいはメールでお申し込みください。

 申し込みはこちらまで

講演会の様子

参加者24名。活発な質疑応答がありました。実際にアフリカと交流がある人からも、いくつかの国の国内情勢に関しての、質問もありましたが、的確な答えが戻ってきて、どうしてそんな国の状況を知っておられるかと、講師の園山先生の豊富な知識と体験に驚かされました。とりわけEUとアフリカの関係、植民地主義の負の遺産、人種偏見、外国人労働者問題、不法滞在外国人労働者、アフリカの様々な国の経済及び政治状況など、書物では知ることの出来ない、体験談を聞き、グローバル視点から、多角的に世界を見る見方を学んだような気がします。(文責K生)
2009年3月14日(土)石川国際交流ネットワーク会議
淺野会長、石川国際交流ネットワーク会議に出席
時間: 10時から11時50分 
場所: 石川県立生涯学習センター(旧石川県庁広坂庁舎)
2009年3月7日(土)第二回平成20年度国際関係団体連絡会
淺野会長、第二回平成20年度国際関係団体連絡会に出席
時間: 10時から12時
場所:金沢市女性センター 3F 研修室
2009年2月4日(水) 講演会「最新のEUの動向」通訳付
講師 ミヒャエル・ロートMichael ROTH
ドイツ連邦議会議員ドイツ社会民主党(SPD)

この講演会はテーマの内容と、ロート氏が大阪神戸ドイツ連邦共和国総領事館により、派遣されていることなどを考えて、石川日独協会との共催で行われます。ロート氏も是非ともそのような形でお願いしたいと言うことです。
言語 ドイツ語 通訳付(通訳は大阪神戸ドイツ連邦共和国総領事館の赤松恒樹様)
この講演にはミュラー領事も同行します。
The lecture will be translated into Japanese by Mr. Tsuneki Akamatsu from General Embassy Osaka and Mr. Mueller, consul of General Embassy Osaka, is expected to visit Kanazawa.
SPD Politician, Michael Roth holds a lecture on New Situation of EU at Satellite Plaza of Kanazawa University and then we can discuss further with him while taking dinner.(SPD Abgeordneter, Michael Roth haelt einen Vortrag ueber die neue Situation von EU im Satellite-Plaza der Kanazawa-Uni. Nach dem Vortrag koennen wir mit ihm gemainsam essengehen) und feiert mit uns Oktober-Fest!He will be accompanied by a member of General-consulate Osaka-Kobe.
The lecture will be translated into Japanese by Mr. Tsuneki Akamatsu from General Embassy Osaka and Mr. Mueller, consul of General Embassy Osaka, is expected to visit Kanazawa.

時間 18時30分より、ただしロート議員は6時には会場に来られますので、早い目にお話のある方は来てください。
Beginn of Lecture: from 18: 30 on
場所 金沢大学サテライトプラザ(西町研修館)
Meeting Place: Satellite-Plaze of Kanazawa University (Nishimachi Kenshukan)
参加料無料。一般市民の方も大歓迎です。
講演会参加は無料ですし、講演会場も広いので、参加申し込みの必要はありません。一般市民の方も大歓迎です。
その後講師を囲んで軽食をいたしますが、こちらの方は石川日独協会と石川EU協会の会員様に限るとともに先着15名程度しか予約席がありませんので、15名に達すると締め切らせていただきます。ご容赦のほどをお願いします。食事会(参加費用2000円)へ申し込まれる方は、受付を統一する意味で、今回は石川日独協会の方にお願いします。石川日独協会運営委員 小林純也 management committee   Junya Kobayashipinejunya@yahoo.co.jp

この食事会は定員になりましたので締め切りました。
ご容赦のほどをお願いします。講演の方へのご参加をお願いします。
食事会参加者に案内します。食事会の場所は 「金沢市彦三町2−1−10、真和ビルB1Fの、『串揚げダイニ ングBAR風風』 Tel:076-235-9422」 です。

の方にメールをお願いします。人数に達しだい、受付を終了します。
受付終了しました。


それでも場所が分からない人は次の所に直接連絡を取ってください。
***** 国立大学法人 金沢大学サテライト・プラザ ***********
石川県金沢市西町3番丁16番地 TEL232-5343 FAX232-5383
http://www.ad.kanazawa-u.ac.jp/ad_koho/satellite/default.htm

ロート議員は1970年8月24日 ヘッセン州ヘーリンゲン生まれ

生年月日・出身地
1970年8月24日 ヘッセン州ヘーリンゲン生まれ
学歴・職歴等
1990年−1991年  大学入学資格取得後、兵役代替役務に従事
1991年−1997年  フリードリヒ・エーベルト財団奨学生としてフランクフルト
             大学にて政治学、法学、ドイツ文学、社会学を学ぶ

1998年まで      フランクフルト大学北米研究センター職員
2000年−2002年  ベルリン自由大学オットー=ズール政治学研究所講師
2004年より          ドイツ福音教会クアヘッセン=ヴァルデック州会議所属

党歴

1987年より          SPD党員
1993年−1995年  社会民主党青年部会長代理

1996年より          SPDヘッセン=ノルト総支部幹事会メンバー
2001年より          SPDヘアスフェルト=ローテンブルク支部長
連邦議会
1998年より          連邦議会議員
所属委員会等
SPD会派              欧州連合に関する部会長代理、欧州憲法部会長
連邦議会                欧州連合に関する委員会

次の文章はある参加者のメモである。とても詳しいので、今回参加できなかった人のためにも許可を得て載せていただきました。
ミヒャエル・ロート氏の講演の内容は頂いた「一参加者のメモ」によれば以下のようであった。
EUの現状を述べたい。ドイツは8,000万の大国であるが、なぜ他の26カ国と一緒になって、EUを創ろうとするのか。先ず、6つの基本的な価値観を語りたい。はじめに、ヨーロパのの統一の流れがあった。ドイツ、フランス、オランダ、イタリア、ルクセンブルグ、ベルギーの6カ国が統一の流れをつくった。その核となったのは、平和政策であった。この6カ国は戦争の当事者であり、それ故、和解の道を探ったのである。今年は、ベルリンの壁から20周年である。東西の和解から20年になる。今のEUのメンバーの多くが東ヨーロッパに属していた。
 1つは、平和政策 内に向かっての平和ではなく、市民のレベルだけでなく、世界に向かっての平和政策であること 27カ国のメンバーをまとめることは容易ではない。その意思の決定の仕方が問題となる。とりわけ安全保障、防衛政策は難しい。
 2つ目は、今では当たり前であるが、民主主義であること。EUに入るには民主主義であること、法治国家であること、これが条件である。言うは安いが、実は容易ではなく、東欧の国、ポーランド、チェコ、バルト三国はこの安定化のために民主主義が求められた。今トルコの加盟問題で、この民主主義と法治国家が、一時的なものでなく、永続するということが条件になっている。
 3つ目は、ヨーロッパのアイデンティティである、自由である。移動の自由、資本の自由、労働の自由のみならず、貧困の克服と、安全に生活できる自由 完全な自由はないが、社会的な条件である。
 4つ目は、自由の前提である、社会的な公正である。
 今の金融危機は、国はアクティブに経済の中に入り込むことが必要である。
 一年前にドイツ銀行の国有化をやろうといえばお前はマルクスかと笑われたが、今は、国有化をやろうという時代である。 雇用の安定、そのために政府が介入し、銀行を国有化するのである。今第二次の対策を出しているが、それは、金融システムの整理で、立ち直らせるために4,800億ユーロ、40兆円の資金を出している。次に、公的な投資を推進する、それは教育と公的なインフラの整備、地方に数十億ユーロを投入し、雇用を喚起する。但し、これにも問題があり、それは、即効性がないことである。入札とか、計画を出すとか、ルールがある以上、仕方がないが、日本のように、短期的な対策も考えなくてはならないだろう。例えば、子供のためにボーナスを、1回100ユーロとかをだすとかして。また、低所得者に対する減税とかも。この点に関してはキリスト教民主同盟と我々社会民主党との間には、かなりの違いがあります。
 雇用の場を確保するためにどうするのか、企業に対する融資の貸付枠を拡大し、短い期間で企業を再生させることをする。
 ドイツでは人を解雇する場合は18ヶ月の給与を支払わねばならない。解雇された人は、60%から67%の給与をもらえる。
 これらの対策は形の違いはあるが、EUではどこでもしている。
さて、今述べてきたことは、何に基づかなければならないかというと、
 社会的な公正という原理。
 もう一つの価値は 連帯の価値に基づくことが求められる。
 平準化の原理。強い地域と弱い地域の平準化である。 アイルランドはEUに入る前は貧しか ったが、今では一人当たりの所得はEU2番目に高い。旧東ドイツも豊かになっている。他 の地域の経済的、社会的な安定があって、ドイツの平和、繁栄がある。
 最後の価値観は、大陸を越えた、グローバル性である。持続性。持続性はエネルギーだけ でなく、温暖化対策であり、それは、ドイツだけではダメで、世界的にする必要がある。 2020年までにドイツはCO2を20%減らす。日本とアメリカが20%減らすなら我々は30% 減らす。再生可能なエネルギーも20%上げる、またエネルギー効率を20%上げる。この ような対策を日本、アメリカ、EUがすることで、中国、インドを変えることができるので ある。
EUの活動も問題がある、実行力のあるものにする必要があり、去年リスボン条約ができ、27カ国の体制が整った。
EUはサクセスストーリばかりでなく、憲法草案に関しても、オランダ、フランスが国民投票でノーといい。リスボン条約はアイルランドがノーといっている。今年新しい方策を出そうとしている。 ヨーロッパはそれでも必要なものを長期的に持っていこうとしています。
ありがとうございました。


1月23日(金)講演会 「EU本部(ブリュッセル)視察報告会
講師 : 楠根重和 (石川EU協会副会長、金沢大学法学類教授)
日時 :  2009年1月23日 19:00〜21:00 (開場・受付 18:30
場所 :  「フュージョン21」(金沢21世紀美術館内)
19時より30分間歓談と軽食
19時30分より講演会

8月にルクセンブルク、10月にブリュッセルと仕事の合間にEUの施設を見てきました。国際的な巨大な施設が町の中心のすぐ近くにあることにびっくりしました。今回は、ブリッユセルの町とEUの対日の取り組みについて、向こうで仕入れてきた話しや資料を中心にお話ししたいと思います。EUの本部を訪ねることができたのも、東京のEU代表部、とくにリチャードソン大使やコフラーさんの口添えがあったお陰だと言うことも、この場を借りて書いておきます。

非常に活発な議論がありました。また司会も素晴らしい采配でした。
この様子は1月25日の北陸中日新聞の朝刊に掲載されています。

1月14日 読売新聞に淺野周二石川EU協会会長のエッセイ「医者の不養生」が掲載されてます。

2008年 イベント情報
11月19日 読売新聞に淺野周二石川EU協会会長のエッセイ「EU大使のメッセージ」が掲載されてます。

11月14日 北陸中日新聞に淺野石川周二EU協会会長ののエッセイ「EU大使の講演会」が掲載されてます。
11月11日(火)講演会 「EUの組織と法律とガバナンスについての概要」
講師 : ウォルフガング・パ-ペ博士 (元駐日欧州委員会代表部初代第一書記、前日欧産業協力センター事務局長)
日時 :  2008年11月11日 19:00〜20:20 (開場 18:40)
場所 :  旧第四高等学校 多目的室二号室
 講師の経歴

Wolfgang PAPE(ウォルフガング・パ-ペ)博士は、前日欧産業協力センター 事務局・弁護士ドイツ・カッセル生まれ。高校時代にフランスとドイツに渡り、その後マーブルグ大学(ドイツ)、ジュネーブ大学(スイス)、フライブルグ大学(ドイツ)で学び、1972年第一次国家司法試験に合格。その後文部省の奨学生として大阪外国語大学に留学。81年フライブルグ大学で法学博士号を取得。ボンの日本大使館に勤めた後に、ドイツ外務省に入り、82年以来、駐日欧州委員会代表部一等書記官、セーフガード・アンチダンピング対策調査団団長、欧州委員会委員長付「未来細胞(Cellule de Prospective)」(未来問題研究ユニット)東アジア担当プロジェクトコーディネーターを歴任。96-97年、ワシントンD.C.のブルッキングス研究所に勤務。その後欧州委員会により欧産業協力センター事務局長に就任する。今年任期終了後、今年欧州委員会本部に戻り、ガバナンスに関する白書の制作に携わる。今後は対中国政策など関係するとのことである。
パーペ博士は、これまで内外で多くの講演を行い、今回は立命館大学と長岡工科大学の講演の間に、金沢に立ち寄って講演をしてくれることになった。皆さんのフルっての参加をお願いします。パーペ博士は母国語のドイツ語を除いて、英語、フランス語、オランダ語、日本語に堪能です。講演は専門用語は英語かドイツ語を交えるが、講演本体は日本語で行います。
10月10月発行の言論NPOという雑誌(言論ブログ・ブックレット13号)に博士の論文「欧州における多層的なガバナンスと市民社会」が掲載されています。10月の雑誌のタイトルは「日本の未来と市民社会の可能性 NPO法一〇年目の評価と課題」です。その号にパーペさんの論文があり、内容はEUのガバナンスについてであり、講演の予習には良いでしょう。

-ペ博士の最近の著書及び論文
(Ed.) Models of Integration in Asia and Europe: Generating Public Space for Our Common Futures, Forward Studies Series, Luxembourg 2001, 157 pages
Opening for Omnilateralism : A European View, in: Japan and Multilateral Diplomacy, Ashgate,  Aldershot, 2001, p. 48-61
S’ouvrir a l’omnilateralism / Opening for Omnilateralism, in: ACCES International, Brest 2002, p.17-20, 228
Kore kara wa Omuni-shugi jidai (From Now Onwards an Era of Omnilateralism), in: Mainichi Shinbun, Tokyo 27.12.2002
"Liebeserklarung an Kassel“ Schnee von gestern in: Leben in Kassel, Euregioverlag Kassel 2003, p. 156-160
EU in der Welt ? Wandel auch jenseits vom Handel, in: Zuckerindustrie 128 (2003) Nr.8, p.762Orientalism’ is politically incorrect in West, in: New Strait Times, Kuala Lumpur, 19.10.2003
The EU and Its Relations with Asia, in: AEI News, Volume 2, No.1, Kuala Lumpur, January 2004Die EU-Erweiterung und die Beziehungen zwischen Europa und Asien ? Ein Blick aus Brussel (also in English), in: Asienhaus-Rundbrief 5/2004 Essen, 4.3.2004
欧州における多層的なガバナンスと市民社会(A European View of Multi-Level Governance and Civil Society), in:言論ブログ・ブクレット, vol.013, Tokyo, 10.10.2008, p. 62-85
講演後には、講師を囲んで有志による食事会を予定しています。
食事会に参加される方は、11月7日(金)までに、石川EU協会事務局まで、電話あるいはメールでお申し込みください。

 申し込みはこちらまで
40名近い参加者がありました。パーペ博士の超国家的構築物であるEUとそれを支えるEU機構、そしてEUを支えるシンク・タンク、NPO,NGOなどのSubsidery、これらが国家というものを超えて、直接民主主義的なものとなっているのが、現在のEUのガバナンスであると説く。ドイツを捨てて、EUにはいり、ヨーロッパ主義を貫いて生きてきたパーペさんの生活体験と結びつくような話でした。

10月10日ヒュー・リチャードソンEU大使による講演会とパーティ

石川EU協会発足記念講演会

講演題目:

日・EU関係

                                                           主催 石川EU協会          

   駐日欧州委員会代表部

石川EU協会は,2008417日,日本海側で初,国内で12番目のEU協会として発足しました。石川EU協会発足を記念して,駐日EU大使であるヒュー・リチャードソン氏をお招きし,日本とEUとの関係についてわかり易くお話いただきます。技術の発達により,ますます諸外国との距離が近くなっている今,今回の講演内容が,企業にとっても個人にとっても有益な情報となることは間違いありません。参加費は無料です。是非この機会に,日本とEUについての理解を深めましょう。
  日時: 20081010日(金) 18:3020:00 (18:00開場)
  場所: 金沢市アートホール(金沢駅前 ポルテ金沢6階)
      920-0853 金沢市本町2丁目151号 
      TEL: 076-224-1660 FAX: 076-224-1668

JR金沢駅正面口向かいの、ポルテ金沢6階になります

参加費: 講演会参加無料(石川EU協会発足記念講演会)
言語: 英語(逐次通訳付)
申込: 不要
[講師紹介]  ヒュー・リチャードソン
          1947512日  ロンドン生まれ
          国籍:英国
          オクスフォード大学 法学士・法学修士(優等学位)
          20068月 駐日欧州委員会代表部大使に就任

講演会とパーティ
講演会の方は石川EU協会のメンバーの他、市民の方も参加は自由です。国際社会に興味のある市民、特に高校生、大学生は大歓迎です、飛び入りも歓迎しますが、会場整理の都合上、申し込み下さるようお願いします。講演会の申し込みはこちらまで

パーティの方はEU協会のメンバーの方と主催者から参加を依頼した方のみが参加できるクローズドな会です。
パーティ開始時間:20:00 
パーティ会場:日航ホテルスカイラウン ジ・「ル・グランシャリオ」
パーティの申し込みはこちらまで

お陰様で200名を超える参加を頂き、多くの高校生、先生方、ご来賓の皆様、そして石川EU協会のメンバーの皆様、ありがとうございました。リチャードソン大使は、日本とヨーロッパが互いにどのような協力ができるか、また日本はEUとどのようにつきあい、またEUから何を学べばよいのかについて、高校生にも分かりやすく話をしてくれました。
パーティの方は鏡割りがあり、素晴らしい演出もありました。

鏡割り、左から三谷石川EU協会副会長、早瀬石川EU協会副会長、淺野石川EU協会会長、駐日欧州委員会代表部リチャードソン大使夫妻、駐日欧州委員会代表部ヴァレイユ広報部次長、楠根石川EU協会副会長

lリチャードソン大使のパーティでの挨拶

石川EU協会スタッフと
7月29日 北陸中日新聞に早瀬石川EU協会副会長ののエッセイ「なぜ今「EU」協会なのか?」が掲載されてます。
7月25日講演会  「EU新加盟国における貧困問題とセーフティネット」
Title of speech is: Problem of Poverty and Safty Nets in the new   members of EU.
講師 堀林 巧先生 金沢大学人間社会学域経済学類教授
Lecturer: Prof HORIBAYASHI Takumi, School of Economics,   University of Kanazawa
日時 :  2008年7月25日 19:00〜20:20 (開場 18:40)
講演場所: 場所は前回と違います。四高記念館。記念館の多目的利用室4

講演後には、講師を囲んで有志による食事会を予定しています。
参加される方は、7月23日(水)までに、石川EU協会事務局まで、電話あるいはメールでお申し込みください。
申し込みはこちらまで
旧共産圏の国で、EUに新たに加わった国の貧困問題と社会保障システムについて、東欧圏の中でも様々なパターンがあることをデーターで示された。西ヨーロッパに関心が向いている筆者にはどれも新鮮で勉強になりました。しかし日本の社会保障システムが、先進国の中ではアメリカと並んで貧困で、また格差社会であるということをデータで示されたことに一番驚かされた。日頃そうではないかと思っていたことが、確認できたことを喜んでいる(K生)。

7月26日北國新聞社朝刊
7月2日 読売新聞の石川版に淺野周二会長のエッセイ「外国からの訪問客」が掲載されてます。軽妙且つ面白いですよ。
6月20日(木)講演会 「EUのめざすもの」
講師 : 上條 勇先生 (金沢大学人間社会学域経済学類教授)
日時 :  2008年6月20日 19:00〜20:20 (開場 18:40)
場所 :  いしかわシティカレッジ 教室2
      石川県広坂庁舎1号館2階(旧石川県庁舎新館)
住所 :  〒920-0962 金沢市広坂2丁目1-1
       Tel 076-223-1633
       Fax 076-223-1644

講演後には、講師を囲んで有志による食事会を予定しています。
参加される方は、6月13日(金)までに、石川EU協会事務局まで、電話あるいはメールでお申し込みください。

 申し込みはこちらまで
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