2013年 イベント情報
赤字は石川EU協会の催し物、黒字は別の団体の催し物です

2013年12月22日(日)石川日独協会主催クリスマス・コンサートとクリスマス会
クリスマス・コンサート会場 入場無料・申し込み不要 一般市民の方もどうぞ
アートシアターいしかわ ホール(ラブロ片町7F、旧大和デパートの建物) 金沢市片町2丁目2番5号 ラブロ片町7階 電話 076-220-1888
演奏時間18時00分から19時00分
開場17時45分
モーツァルト・アカデミーとの共催
木戸博也石川日独協会理事企画

クリスマス・パーティの案内
クリスマス・パーティ参加者は申し込みが必要です

クリスマス・パーティ 開場 19時15分
クリスマス・パーティ 開始 19:30時から21:30まで
     場所 近江町いちば館1F「カフェ・アルコメルカート」
    (金沢市青草町88、Tel:076-262-0141)
    会費:5,000円(クリスマス料理と飲み物込み、飲み物は80種類)
クリスマス会場は離れていますが、香林坊からパス2駅の3分100円という至近距離にあります。あるいはタクシーを乗り合わせても同じような料金でしょう。この季節片町では殆どがすでに予約で詰まっていました。ご理解下さい。
           
クリスマス・パーティへの申し込みは メールの場合は石川日独協会公式メールアドレスishikawanichidokukyokai@gmail.com、非メール会員は郵便で連絡をさせていただいている足立まで従来通り一報をお願いします。締め切り以降の変更ないし申し込みはメールではなくて、その旨を緊急電話連絡お願いします。
緊急連絡電話は(076-251-7656)です。
申し込み 連絡担当:足立英彦
  〒920-1192金沢大学法学類
  電話:076-264-5383 

2013年11月29日(金)金沢ベルギー友好協会催し物
講演会 「緩衝地帯としてのベルギーの言語と対立」
 

         講師 楠根重和 石川EU協会副会長
        2013年11月29日(金曜日)
        講演始まり 18時30分
        場所 場所 フュージョン21(金沢21世紀美術館内)
        参加申し込みは、金沢ベルギー友好協会へ

北陸ベルギー友好協会事務局 〒921-8031 金沢市野町5-4-7MSE103
e-mail: mituru60@yu.incl.ne,jp FAX 076-280-4109 TEL 076-280-116

2013年11月13日(水) 石川日独協会催し物 
ドイツ映画 「ウェーヴ(Die Welle)」 

Filmabend/Film evening
ドイツ語音声で字幕日本語です 入場無料
2013年11月13日(水) 6時30分より 上演時間は107分
これは2008年のドイツ映画。監督はデニス・ガンゼル(Dennis Gansel)
「高校教師のベンガーは特別授業週間で独裁制について学ぶクラスを受け持つことに。若くて生徒からの人気もあるベンガーは授業の一環として、生徒に独裁制を体験させようある提案をした。それは授業中に自分を指導者とした独裁制を行うというもの。最初は嫌悪感を示す生徒たちだったが、やがてこれまでに味わったことのない一体感に興奮していく。  そして生徒たちは自らを「ウェイヴ」と名乗って異物の排除を行うようになり…
教育の一環としてごく軽い気持ちで始めた、独裁制の体験授業。  しかしそれが徐々に熱を帯び始め、やがて高校生たちを暴走させていく…。本作はそんな集団の 狂気を描き出した、強烈なインパクトを持つ作品。
上演場所 劇団アンゲルス、3階「AnStudio」
開場6時15分 皆様飲み物をご注文下さい。
映画開始 6時30分 



現代のドイツ社会に独裁者は登場しうるかという実験。よくできた映画です。
オスカー外国映画賞にノーミネートされた映画。

2013年11月12日(火) 世界の中のEU
話題提供者 鉢野正樹先生

会場 場所 石川四高記念文化交流会館(香林坊)多目的利用室3
時間 (開場18時45分)研究会は 19時00分から20時45分まで

参加費無料 市民の方の参加大歓迎です
資料作成の都合で,参加者は電話かメールで予め申し込んで下さい

第4回石川EU研究会の参加申し込み締め切り:平成25年11月8日(金)
申込先:石川EU協会

920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会学域経済学類

西嶋研究室気付
Tel: 076-264-5428
E-mail: ishikawaeu@gmail.com

今後の予定 発表する方は事務局にメールを下さい

第四回 2013年11月12日(火) 世界の中のEU http://www.euinjapan.jp/world/ 話題提供 鉢野
第五回 2014年1月14日(火)予定 日・EU関係 http://www.euinjapan.jp/relation/ 話題提供 楠根
第六回 2014年3月11日(火)予定 日・EUネットワーク http://www.euinjapan.jp/network/
第七回 2014年5月13日(火)予定 日・EU間協力プログラムhttp://www.euinjapan.jp/programme/ 
第八回 2014年7月8日(火)予定 日本におけるEUの文化活動http://www.euinjapan.jp/culture/ 話題提供 中島
第九回 2014年9月9日(火)予定 東アジアの平和のためにEUから学べること 話題提供 皆川
第十回 2014年11月11日(火)予定 日・EU経済関係


鉢野先生は、1 経済を視点に見た世界とEU 2 平和を視点に見たEU 3 市民社会を視点に見たEUという広範囲なテーマに渡ってお話しをしてくれました。天気が悪かったので、13名の参加者の申し込みがありましたが、実際に来られた人は9名でした。次回は日本とヨーロッパは何故互いに必要とするのか、同時に、その場合の問題点に絞っての講演を行います。皆様の奮ってのご参加をお願いします。

講演されている鉢野先生

2013年11月9日より10日 立命館大学で日本EU学会が学会が開催される 共通論題は「ユーロ危機とEUの将来」
      経済・法律・政治の分野から論者が発表した。


2013年10月19日国際フォーラムと懇親パーティ
日欧貿易促進によってわれわれの生活はどう変わるか?

パンフレッ

会員各位

 きたる1019日(土)、石川EU協会主催(地元の日欧友好各協会共催)の国際フォーラムが開催されることは、先刻ご案内のとおりです。

 さる96日(金)、フォーラムのより進んだ計画を立てるため、1日がかりでEU、ドイツ、フランス、ベルギーの4大使館を訪れて来ました。各大使館では多 勢に無勢、というよりも多勢に単独、いろいろな外国語責めに遭いながらも、耐え、一応の結果を出してきました。
 もっとも大きな関心事はパネリストの顔ぶれだと思いますが、以下のようになりました。
 EU大使館(正式には駐日欧州連合代表部):シュヴァイスグート大使
 ドイツ大使館:ゲアゲンス経済部長、またはカールステン総領事、またはイェーガー副総領事
 フランス大使館:ソヴァージュ参事官
 ベルギー大使館:ドゥ・ポッター2等書記官
 なお、シュヴァイスグート大使は基調講演を行うことになっています。また、ベルギーのドゥ・ポッター2等書記官は若い女性で、フォーラムとパーティに華々しさを加えてくれます。

 以前にお知らせしたフォーラム次第に少し時間的な変更を施しました。せっかく遠いところから来ていただく外交官に、あまりにも短い発言時間しかないのは失礼なことなので、その点を考慮しました。以下に、変更後の次第を記しておきます。

 なお、外交官の発言はすべて英語とし、シュヴァイスグート大使(専属の通訳がつきます)以外は逐次通訳を協会員、あるいは地元のどなたかにやっていただく予定でいます。どなたか手を挙げてくださる方はおいでませんか?

 フォーラムには最低200名は参加してほしいと思っていますし、各大使館にもそのような見通しを伝えてあります。これだけの人数を集めるのは、周囲の団体や身近な人々への、協会員各位の積極的な呼びかけがなければ到底かないません。会員各位には決して他人事だとは思わずに、わが事だとお思いになってフォーラムの成功に手を差し伸べてください。お1人が1人の同伴者をお連れしてくだされば、理論上、この望みは達せられます。よろしくお願いします。

 夜のパーティの部にも大いにご参加いただき、楽しいひとときをお持ちいただけますよう期待しています。パーティへのご参加には、締め切り日をお確かめのうえ、あらかじめ出欠をお知らせください。会費は6,000円です。その前のフォーラムは出欠自由、無料です。パーティへは石川県知事、金沢市長にもお声がけする予定です。

平成259月吉日

・・・・・・・ 記 ・・・・・・・

◆フォーラム:「日欧貿易促進によってわれわれの生活はどう変わるか?」

 

主催等

 主催:石川EU協会
 共催:石川日独協会、金沢日仏協会、北陸ベルギー友好協会、福井日仏協会
 後援:駐日欧州連合代表部、駐日フランス大使館、駐日ドイツ連邦共和国大使館、駐日ベルギー王国大使館、金沢商工会議所

日時

 20131019日(土)、14:00より17:00まで

場所:金沢エクセルホテル東急(金沢市)

 

事業内容

 フォーラム

14:0014:15:開会あいさつ

14:1514:55:基調講演
         
駐日日欧州連合代表部:ハンス・ディートマール・シュヴァイスグート大使

14:5515:05:休憩

15:0515:25:助言 駐日フランス大使館:ソヴァージュ参事官

15:2515:45:助言 駐日ドイツ連邦共和国総領事館カールステン総領事

15:4516:05:助言 駐日ベルギー王国大使館:ドゥ・ポッター2等書記官

16:0516:55:質疑応答

16:5517:00:閉会あいさつ

 

事業参加者

 一般市民

 

その他

 主催および共催団体会員と招待者による懇親パーティ

 同日夕:17:1520:15(金沢エクセルホテル東急)

 参加申し込み締め切り:20131011日(金)

参加費:6,000円(当日会場)

歓迎会に出席される方は申し込みが必要です。申し込みは石川EU協会まで
920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会学域経済学類
西嶋研究室気付
Tel: 076-264-5428
E-mail: ishikawaeu@gmail.com

各位

 さる1019日(土)、石川EU協会主催のフォーラムと懇親パーティにご出席の各位、またご都合によりどちらか一方にのみご出席くださいました方々、さらにはご自身の参加が不可能でも、後ろから積極的に応援してくださいました皆さん、ありがとうございました。

 当日のごあいさつのときに申し上げましたとおり、4つもの駐日欧州大使館から大使、総領事、参事官、書記官といった外交官にご訪問いただき、1つのステージ上で同時にご意見をうかがうなどということは、地方都市では、金沢を除いては例のないところです。

 準備段階ではあまり高校生の参加の表明がなく、今年は寂しいフォーラムになるかもしれないなと、少々、心配していたのですが、いざ蓋を開けてみたら、参加者の半数近くを大学生と高校の生徒が占め、しかもQ&Aに入ると質問の大半が彼ら若者からのものであったという、大変若々しいフォーラムとなりました。この点については上記外交官からもおおいに驚きとお褒めの言葉をいただいたところです。国際問題の講義を担当しておられる各大学の先生がた、また英語教育に力を注いでおられる高校の先生方のご指導によるところが大きく、そのご努力とご支援に対して感激、深謝しているところです。

 もちろん、上記の学生や生徒が中心であったわけではなく、大半を占めた一般の方々がこのフォーラムの根幹をなしていたことはいうまでもありません。実業界、医療界、教育界など、実にさまざまな分野の方々のお顔が見え、とても心強いことでした。ありがとうございました。

 フォーラムには220名という、予想を超える参加者を、またそれに続く懇親パーティでも90名を超す参加者をお迎えしました。数ばかりではなく、内容もフォーラム、懇親パーティともにとても活発かつ和気藹々としたもので、本当に質、量ともに、これまでにない充実したものであったと思っております。ありがとうございました。

 今回のこの事業の特徴として、私は次の3つのことを明記しておきたいと思っています。

 第1は、いつも感じることでありますが、今回も来県された外交官(シュヴァイスグート・EU大使ご夫妻、カールステン・ドイツ総領事ご夫妻、ソヴァージュ・フランス参事官、ドゥ・ポッター・ベルギー書記官)はどなたもとても気さくで、周りの人々に気軽に声をかけてくださり、日本とヨーロッパという大きな距離的隔たりを越えた友好の実がおおいに得られたことです。

 第2は、もちろん学校の先生方の後押しはありましたが、それにこたえて若い人々が自発的、積極的に参加し、Q&Aに入るとこれまでとは違い、ごく自然に気軽に質問が飛び出していたという印象を受けたことです。こういった、世界を股に活躍しておられる外交官との接触の機会がいままで若い人々の間に設けられてはいなかったことを考えるとき、石川EU協会が地元に提供するこの流れは、今後絶対に絶やしてはいけないとても大切な宝であろうと思っています。

 第3は、内輪の話になりますが、今回のこの事業で身近にお世話してくださった協会の世話役の方々のチームワークの良さが抜群だったことが挙げられます。皆さん、本当に一生懸命に自分の役目を果たしてくださったので、実施はとても調和のとれた楽しいものとなりました。ありがたいことでした。

 今後も年に数回は、他に類がなく、しかも地元のためになる催しを計画していきたいと思っております。その節にはまたご支援ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 以上、簡単ですが、ご報告と御礼まで。

平成2510月吉日

石川EU協会会長 浅野周二

また今回ひとりひとりに通訳がつくという体制で、通訳をなさったEU大使の通訳の友田様、鹿島先生、加藤先生、そしてヴェルナーさん有り難うございました。また山野之義
金沢市長にも出席頂、有り難うございました。   楠根重和


フォーラムの様子 前列に発表者、後列に通訳をして下さる方々                フォーラムの様子

司会の両名                                               駐日欧州連合代表部大使の回答の様子

質疑応答の様子                                            質問する高校生 大使はとても好印象を持たれたと後にメールで書いてくる

 シュヴァイスグート大使と高校生との集合写真                            シュヴァイスグート大使高校生との集合写真

会場に駆けつけた山野之義金沢市長                                 懇親会の乾杯 
 
 懇親会の様子 ルルワ会員と懇親会を司会する安嶋会員
                                            

浅田真弥子様のピアノの演奏                                    演奏する室石会員

2013年9月10日(火) 第三回石川EU研究会 
テーマ 統計から見るEUにおける外国語学習 
話題提供 西嶋
義憲(金沢大学経済学類教授)
EU28カ国の言語の問題は、ヨーロッパの統一、合衆国を作るに当たって、重要な問題です。このあたりを社会言語学を
専門とする西嶋先生にレクチャーして貰います。
時間 (開場18時45分)研究会は 19時から21時まで
会場 場所 石川四高記念文化交流会館(香林坊)多目的利用室2

参加費無料 市民の方の参加大歓迎です
資料作成の都合で,参加者は電話かメールで予め申し込んで下さい

第3回石川EU研究会の参加申し込み締め切り:平成25年9月7日(日)
申込先:石川EU協会

920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会学域経済学類

西嶋研究室気付
Tel: 076-264-5428
E-mail: ishikawaeu@gmail.com

今後の予定 発表する方は事務局にメールを下さい
第三回 2013年9月10日 統計からみるEUにおける外国語学習 西嶋
第四回 2013年11月 世界の中のEU http://www.euinjapan.jp/world/ 話題提供 鉢野
第五回 2014年1月 日・EU関係 http://www.euinjapan.jp/relation/
第六回 2014年3月 EUネットワーク http://www.euinjapan.jp/network/
第七回 2014年5月 日・EU間協力プログラムhttp://www.euinjapan.jp/programme/ 
第八回 2014年7月 日本におけるEUの文化活動http://www.euinjapan.jp/culture/ 話題提供 中島
第九回 2014年9月 東アジアの平和のためにEUから学べること 話題提供 皆川
第十回 2014年11月 日EU経済関係


2013年7月27日(土) 石川EU協会と石川日独協会との共催・金沢商工会議所協力 講演会「日本とドイツの中小企業のサクセス物語、相互に学ぶ」と歓迎会
 
講演会参加無料 Eintritt frei/ no admission charge 講演会には申し込みの必要はありません。
一般市民の皆様、北陸の企業家の皆様の聴講を歓迎します !
講演会終了後歓迎会がありますが、こちらも参加される場合は申し込みが必要となります。
講師 Dr. Martin Pohl (筑波大学准教授)
言語はドイツ語か英語になります。通訳が入ります。

講演要旨

日本とドイツの中小企業のサクセス物語、相互に学ぶために。ドイツにおける中小企業の生産は企業全体の39パーセントである。社会保険を支払う従業員の60.8パーセントは中小企業である。見習い工の83.2パーセントは中小企業で教育を受けている。ドイツの技術教育システムの柱である。中小企業は367万社で、税金を払う会社の99.7パーセントを占めている。
中小企業はドイツの経済にどのような寄与をしているのだろうか。まず雇用。労働集約的な中小企業の生産は職を生み出すのに向いている。次に構造の転換。技術革新のサイクルはますます速くなっている。中小企業はこのグローバルなサイクルにおいて競争するのに役立つだろう。記述の飛躍的進歩などにその最高の事例を見る。次にグローバル・エコノミー。30万以上の中小企業が輸出に携わっている。最後にイノベーション。中小企業の成功はイノベーションにある。3万以上の中小企業が持続的な研究開発を行っている。
講演ではドイツ中小企業の弱点と成功の要素、その両方に焦点が当てられる。成功の要素の一つはドイツ経済のガバナンスである。すなわち『社会市場経済』である。もう一つの要素はドイツ中小企業と大企業や国際企業との関係である。主たる困難は有能な労働者の獲得と斬新的な顧客へのアクセスである。これについては韓国やベトナムの例も引用する。次に焦点は日本に移すと、デザインのアプローチである。この点で日本とドイツの中小企業は相互に学ぶことができるだろ。講師としては最後に議論が活発になることを期待する。
SME as a Success Story in Germany and Japan ? Approaches for a Mutual Learning
The turnover of SME in Germany among the total turnover of all companies represents 39%. The share of employees subject to social insurance contribution is 60.8 %. SME train 83.2% of all apprentices, the heart of Germany’s professional training system. And SME represent with 3.67 Mio. companies 99.7% of all companies subject to German taxation.
What is the contribution of the SME to the German economy? 
- Employment: The often labor-intensive production of SME make them easier to create jobs. 
- Structural Change: The cycles of technical development are becoming shorter. SME may help to compete in these global cycles ? in best case by leap frogging.
- Global Economy: More than 300.000 SME are involved in exports. 
- Innovation: The success of SME is based on innovation, about 30.000 SME’s are involved in permanent research. 
The lecture will focus both on weaknesses and success factors of German SME. One success factor is the governance of the German economy, the “Social Market Economy”. Another one is the relation between SME and the large, global operating companies. Main difficulties are shortages of qualified labor and limitations in access to innovative customers. The thoughts will be enlarged with examples from Korea and Vietnam.
The outlook will focus to Japan ? and design approaches where Japanese and German SME may learn from each other in a mutual way.The lecturer is looking forward to an intensive discussion.
講演のハンドアウト

時間 15時-17時
講演場所
講演場所 四高記念館多目的利用室5

歓迎会17時10分受付17時15分開始 19時15分終了
歓迎会場所  フュージョン21(金沢21世紀美術館内)
会費 2000円(食事代プラスドリンク)
歓迎会のみ申し込みが必要です。歓迎会の申し込みは
石川EU協会
920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会学域経済学類
西嶋研究室気付
Tel: 076-264-5428
E-mail: ishikawaeu@gmail.com
申し込み締め切りは、電話、メール、葉書いずれも7月25日午後5時必着
マルティン・ポール博士の紹介
研究キーワードInternational Management(2) , Japanese Management(2) , German Management(1) , Ordoliberalism(1) , Japan(4) , Green Industry(1) , Start-ups(1) , Small and Medium-Size Enterprise (SME)(1) ,Knowledge Accumulation(1) , Innovation(6) , Management(3)

履歴書
マルティン ポール
職歴
 
2010 年 2 月より現在に至る
筑波大学大学院 人文社会科学研究科 国際日本研究専攻
経営学準教授
2006 2月より20101   
ドイツ外務省 駐日ドイツ連邦共和国大使館(東京)にて勤務

参事官 (労働、保険 広報業務担当)

2003 4月より20067
Lafarge-Roofing社にて労働者経営委員会会員
(従業員数12,000名 アメリカ合衆国/日本を含む38カ国にて業務)
1999 9月より20061
建設、環境に関するドイツ全国労働組合にて勤務
(従業員数 800名 会員数 500,000名)全国委員会 業務経営の専門
1999 9月より20003
Esslingen大学(国立大学)社会経営のための応用科学 
経営講義担当
199611月より19999
Deutsche Eisenbahnコンサルティング会社勤務DeutscheBahn(ドイツ国営鉄道)とDeutsche銀行 (従業員数1,100名、80カ国にて運営、所在地フランクフルト)
両社の経営コンサルタント業務と管理
199010月より19925
BSVコンサルティング社 所在地ケムニック、旧東ドイツ マーケティングと人事部門のトレーナー  計画経済から市場経済への転換処理
 
学歴
 
19902月より19965月 
マンハイム大学 (ドイツ) 経営学の博士論文 “ドイツと英国における民間企業による資金援助調査” 英訳 
 
評価; A (優等)
19911月より19916
Michel de Montaigne大学 ボルドーIII地区 (フランス)経営学修士
19845月より19899
マンハイム大学 (ドイツ)経営管理学学士 マーケティングと産業経営専攻

 
言語
ドイツ語 (母国語)  英語 / フランス語 (堪能)日本語 (業務上の会話、聞き取りの理解)
コンピュータースキル
マイクロソフト アプリケーション   リナックス オープン オフィス                   
大学院博士課程  
ドイツ政府による大学院生奨学金を受ける 
ドイツ学術交流会 Deutscher Akademischer Austausch Dienst 
 
筑波大学 業績一覧
 
・ 筑波大学ボン事務所開設式オーガナイズ――本セレモニーは、ワークショップとパーティーの二部構成をとった。特筆すべきゲストとしては、州経済次官やドイツ研究協会代表が参加。
・ 元日本外務大臣政務官菊田まきこ議員およびなかばやしみえこ国会議員ら参加の社会市場経済に関する研修旅行を引率。
・ 日本弁護士会定例会「インターネットでのデータ保護」にて講演(盛岡)
・ ベルリンにおける社会保障に関する講演――ドイツキリスト教民主同盟や緑の党の連邦議会議員社会保障スポークスマン他が参加。

・ 経済広報センターおよびコンラート・アデナウアー基金主催の会議「Corporate Strategy in Times of Globalization」のオーガナイズ(於 経団連)――『ジャパン・タイムス』で半面の記事となる。

・ ドイツ連邦共和国日本大使Volker Stanzel氏による講演のオーガナイズ(於 筑波大学)
・ Kyunghee大学(於 韓国・ソウル)にて「マネージメント・スタディーズ入門」講義
・ 上記の講義は、NHK19:0021:00のニュースで、国際化する日本の大学の例として全国放送された
・ 日本労働科学協会主催講演「ドイツの大学とキャリアサポート」(於 桜美林大学)
・ ドイツ連邦議会メンバーRolf Hempelmann氏を筑波大学に招待。再生可能エネルギーに関するディスカッションを行う。
・ ドイツ連邦共和国大統領Christian Wulff氏による筑波大学での記念講演に際して山田筑波大学学長および大学当局に対し3か月間のアドヴァイスと招聘業務を担当。

・ In Huh博士(韓国国際経済政策研究所)の講義「The World Economy Since the Global Financial Crises 2008」にコメンテーターとして参加(於 韓国・ソウル大学)

・ 講義「Management Strategies of Humantarien Support after the Earthquakein Tohoku 2011」を行う(於 モロッコ・マラケシュCadi Ayyad大学)

・ 韓国・ドイツCompetitiveness Forum 2012(於 ソウル、Korea Presidential Council on NationalCompetitiveness and the Korea Foundation主催)にて講演「German Small and Medium Size Enterprises Role in Social and Economic Development

・ 韓国経済社会開発委員会にて講演――韓国の政務次官Jong-Tae Choi氏出席。

 
大使館職員の外交に関する業務
 
・ 展覧会  "Bethel - Retreat to People who Nobody Wants to Have"を開催し、美智子皇后陛下の行啓を受ける
・ 大臣や次官を含むドイツ国家の代表、使節団等の訪問に際しての運営管理
・ 保険、労働、福祉省、外務省(保険関係)、経済、労働、産業省(労働関係)、教育・文化・スポーツ科学・テクノロジー省(教育専門関係)に関する広報活動の設立
・ 国会議員とソーシャルパートナー(日本経済団体連合)に関する広報活動の設立
・ 東京で開催されたG8学術会議(保険)において、ドイツ側の調停を務める
・ 新潟で開催されたG8労働大臣会合における代表派遣メンバーとなる
・ ドイツー日本、 EU-日本の労働に関する議題において政府レベルの会議の調停
・ NHKテレビ(日本放送協会)等のマスコミ報道を含めた、日本国内5都市で行われたドイツ社会保障の歴史に関する展示会の運営管理
・ 閣僚、民間企業、一般大衆に関するドイツ語と日本語の月刊ニュースレターを通して、労働、保険に関する題目の報告
・ 東京のドイツ大使館広報として、日本のメディアの情報分析
・ 閣僚、次官を含めたドイツ国家の代表による記者会見の管理、調整
 
 
ビジネスマネージメント コンサルティング 経営陣側  (活動内容の抜粋)

・ マーケティングリサーチ:  DSI (DYWIDAG AG-Group) における鉄道路線用コンクリート枕木に関する世界市場の分析

・ 客車の内装に関する顧客調査に焦点をあてたDeutsche Bahn 株式会社の “Regional Rail Traffic”ビジネスユニットに関するコンサルト業務

・ Hesse国営政府により 地方の税金を有利に削減するために、数社に分割する事を目的として、国営Hesse銀行(5億ユーロ)が買収した後、コーポレイティヴハウス建設会社GWH社の労使間の評議会でのコンサルト業務

・ 鉄道駅への投資に対する収益に関するDeutsche Bahn 株式会社 “鉄道駅”ビジネスユニットでのコンサルト業務

・ 数々の中企業の企業再編成に関わるコンサルタント業務
 
ビジネスマネージメント コンサルティング  従業員側  (活動内容の抜粋)
 
・ Peininger社、Roero, 2社(従業員数 5,000名)の合併と同時に新会社Thyssen-Krupp社への統合に関する従業員協議にてのコンサルト業務
・ DYWIDAG社(従業員数12,000名)の従業員協議会、 各国で働いている3,000名の従業員の解雇に関する社会保険計画の交渉を含めての、会社再編成に関わるコンサルト業務
・ Ensle 建設会社の破産(経済損失: 50,000,000ユーロ)に関する従業員協議会、債権者  委員会のメンバー
・ Sueba社、会社再編成(従業員数1,700名)時の労働者経営委員会のメンバー
・ DYWDAG社とWalter Bau社(従業員数22,000名)の合併に伴い、DYWIDAG社の25%の株の分配に関してのZueblin社(従業員数10,000名)の労働者委員会のメンバー
・ オーストリア株式会社の合法組織からヨーロピアン社(SE)への移行期間中のStrabag-Bauholding社の労働者委員会のメンバー
 
 
企業再編成に伴う労働協約   (活動内容の抜粋)
 
・ Ph. Holzmann  (従業員数33,000名)の労働協約再編成で経営面の交渉、11千ユーロの従業員の給料、合計再編成費用、250億ユーロ、共同交渉人、Deutsche銀行の取締役会のメンバー
・ ドイツ国内14ヶ所のセンターと本部の再編成計画に関するGoethe Institut (ドイツ国際文化センター)の団体交渉においての方針に関するドイツ教育組合のコンサルト業務
 
 
ドイツとヨーロッパの政治に関する活動  (官職 / 活動内容の抜粋)
 
・ ドイツ建設省: 民間企業による高速道路と公共の建物の建設推進と維持に関する市民民間合資会社のメンバー (6月まで)

・ ドイツ国会: ドイツ労働組合の国家連合代表として Basel II Capital Accordの議題に関する議会のメンバーへの報告

・ 内閣や連邦政府、ドイツ国営銀行、労働組合、企業家団体において、経営管理の数々の分野にて、ロビー活動
・ 建設業界でのドイツ労働組合委員会でのコンサルタント業務 建設課税、助成金、融資政策、例えば市民民間の合資会社など、民間企業におけるドイツとヨーロッパのビジネス戦略    労使間の共同決定議題
 
 
パブリックインタビューと パフォーマンス  (活動内容の抜粋)
 
・ 新潟で行われたG8労働大臣会合にて、NHKを含む複数の日本のテレビ局よりインタビューを受ける
・ 日本の各地で行われた労働と保険に関する複数の会議に出席し、報告
・ ヨーロッパの主要な建設会社、銀行、非政府団体などより講師を招いての講演、セミナーの運営、管理
・ 効率的な成果のためのドイツ協会 (ドイツ経済省、ドイツ労働組合、ドイツ雇用者協会により運営されている組織)にて “従業員の自社株金融投資”に関する講演
・ Hesse国営ラジオ放送、 社会政策のための公開討論番組というシリーズの放送にて、資本公債に関するドイツ投資会社協会の会長と人生討論を行う
・ 西ドイツ国営ラジオにて“Holzmann社の倒産発表後1年”というテーマにてインタビューを受ける
 
 
講演体験  (授業 / 養成)    (イベント / 提示、)
 
・ 論文、口頭試験を含めて、修士課程の講義にて 経営管理学専攻の大学生(国立大学)にて講義
・ マーケティングと自己管理においてエンジニア対象として、ドイツ国家雇用事務局にて講演
・ 従業員2,000名以上の会社の労働者への数多くのトレーニング活動

研究分野: 経営学 / 経営学(2955) 
経歴
2010-現在 筑波大学大学院人文社会科学研究科国際日本研究専攻経営学準教授
2006-2010 ドイツ外務省在日ドイツ大使館参事官
2003-2006年 Lafarge-Roofing社労働者経営委員会会員
1999-2006年 建設、環境に関するドイツ全国労働組合全国委員会業務経営専門
1999-2000年 Esslingen大学(国立大学)社会経営のための応用科学 経営講義担当
学歴 博士号(マンハイム大学), 修士号(Michel de Montaigne大学ボルドーIII地区), 学士(マンハイム大学)
論文
選挙後のドイツの労働市場政,策日独労働法協会会報 (11) 15-21 2010
Cost-Efficient and Future-Orientated: The Japanese Health System, German Federal Ministry of HealthPolitical Information on Health 6-7 2008
Can Employee Partnership Make a Breakthrough in Competitiveness of Medium-Size Companies? An Overview on Decision-Participation, 53. Annual Conference of the AGP e.V., Stuttgart 2003, Contribution No. 51 1-5 2003
Employer-Employee Partnership ? an Instrument of Strategic Business Management, German National Construction Industry Conference, EschbornRationalisierungskuratorium der Deutschen Wirtschaft (RKW) Rationalisierungsgemeinschaft Bauwesen: Moderne Finanzierung und Sicherung in der Deutschen Bauwirtschaft 39-55 2001
Job Hunting ? New Ways to Ensure Employment by the Employer, Mitbestimmung 329-332 2002
著書
Social Market Economy in Japan. Labour-, Health and Welfare Policy in Japanese Media 2007- 2009, Konrad-Adenauer-Stiftung e.V. 2011 
深化か破滅か?インターネット時代のプライバシー - 企業活動及び行政におけるバランスのとれたアプローチ, Digital Society and Privacy, 53. Annual Conference in Morioka, Collection of Contributions 2010 
Outplacement and Job Hunting ? New Ways to Safeguard Jobs, Outplacement ? den Wandel gestalten, Hannover 2003 2003 
Developments in Economic Security, Problems and Policies in the Wake of a Global Downturn, University of California, Berkeley, Institute of Industrial Relations 2003
Management Consulting, Wir retten, was zu retten ist, Marburg 2005
所属学協会
日独労働法協会(12) , しごと能力研究学会(9) , Japanese Management Academy(1) , Korean-German Accociation of Management(1)


講演の様子

講演するポール博士

歓迎パーティの様子

歓迎パーティの集合写真


2013年7月9日(火) 第二回石川EU研究会 
テーマ 欧州市民権について 
話題提供 楠根重和

EUとは何かを考えると、なかなかその実像がつかめないと思いますが、それがEU市民にどのような影響を与えているのかを具体的に考えるために、欧州市民権について考えてみたいと思います。実に様々な分野でEUが日常生活に影響を与えています。なるほどと思えるような話題を提供できると思っています。参加費無料 市民の方の参加大歓迎です
資料作成の都合で,参加者は電話かメールで予め申し込んで下さい

第2回石川EU研究会の参加申し込み締め切り:平成25年7月5日(金)
申込先:石川EU協会

920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会学域経済学類

西嶋研究室気付
Tel: 076-264-5428
E-mail: ishikawaeu@gmail.com


時間 (開場18時45分)研究会は 19時から21時まで
会場 場所 石川四高記念文化交流会館(香林坊)多目的利用室
今後の予定 発表する方は事務局にメールを下さい

第三回 2013年9月 EU統計とEUの言語文化
第四回 2013年11月 世界の中のEU http://www.euinjapan.jp/world/ 話題提供 鉢野
第五回 2014年1月 日・EU関係 http://www.euinjapan.jp/relation/
第六回 2014年3月 EUネットワーク http://www.euinjapan.jp/network/
第七回 2014年5月 日・EU間協力プログラムhttp://www.euinjapan.jp/programme/ 
第八回 2014年7月 日本におけるEUの文化活動http://www.euinjapan.jp/culture/ 話題提供 中島
第九回 2014年9月 東アジアの平和のためにEUから学べること 話題提供 皆川
第十回 2014年11月 日EU経済関係

11人の石川EU協会のメンバーが参加してくださいました。
市民のヨーロッパという概念と理念の深化のプロセスと、国民国家から市民への意識の変化には時間が要すること、そしてそのためにEU委員会は様々な取り組みを行っていること、意識の変化は、行政、政治、教育、産業、税制度の様々な局面に、市民生活に影響を与えていること、EU域内と域外の外国人の差別、また新たに東欧からEUに加盟した国家と、昔からの西ヨーロッパの国の市民との扱いにおける差異、ひるがえってアジアの状況などについて議論しました。
20013年7月1日淺野周二会長の『脱腸外科医のドキュメント』著書叢文社が発行されました。





2013年6月25日(火)26日(水) EUフィルムデーズ2013
主   催 : 駐日欧州連合代表部・EU 加盟国大使館・石川EU協会
「EUフィルムデーズ」は、ヨーロッパ映画の多彩さと質の高さを日本のみなさまに紹介するユニークな映画祭です。本映画祭は、在日欧州連合(EU)加盟国大使館・文化機関、駐日EU 代表部およびイタリア文化会館の共同開催により「2013 年日・EUフレンドシップウィーク」の一環として開催されます。また、本年は高松、金沢、岡山、佐賀の4 都市でも一部の作品が上映されます。
時間 両日とも開演 6時00,映画上演開始 6時15分
場所 金沢21世紀美術館シアーター21 
    金沢21世紀美術館地下にシア-ター21はあります。
申し込み不要

パンフレットを見るにはクリックして下さい。
EUフィルムデーズ2013のポスター

一般市民の来場大歓迎
映画は無料ですが会場費がかかりますので、一回入場一人あたり200円のカンパをお願いします。一回入場でその日の2本の映画を見ることができます。映画と映画の間に10分休憩を取ります。
2日間に渡るヨーロッパの映画4本の上演。
石川県での開催を企画しました。なかなか石川県では見られない映画なので皆様のご来場を希望します。
一般市民の来場大歓迎

6月25日アイルランドとハンガリーの映画
(アイルランド) 監督:ショーン・オ・クーローン 2012年 アイルランド 55

メン・アット・ランチ Lon sa Speir (Men At Lunch) 日本初公開

1932年秋、ロックフェラー・センター。完成間近の高層ビルの69階で昼食中の建設作業員をとらえた一枚の白黒写真。20世紀を象徴するこの写真に隠されたストーリーを追ったドキュメンタリー作品。ニューヨークの街を築いた移民労働者たちの、知られざる物語が明かされる。

同時上映:ニュー・ボーイ(新しいともだち)New Boy、監督:ステフ・グリーン2007年、11

英語(日本語字幕

 各地の映画祭で話題を呼んでいる、NYの高層ビルを作った移民労働者たちの物語
 「
ロックフェラー・センター建設に携わった人々を描いた作品「メン・アット・ランチ」は、当時の写真や映像を盛り込んだ作品。工事にまつわる背景や秘話にスポットをあて、劣悪な労働環((ハンガリー)アンドレ・ヒューレス監督 「死と乙女という名のダンス」 ハンガリー、カナダ、スロヴェニア 106分、2011年

死と乙女という名のダンス A halalba tancoltatott leany (The Maiden Danced to Death)

祖国を離れカナダに渡った兄はビジネスで成功し、ハンガリーでダンスを続けた弟はダンススタジオの経営に困窮していた。20年ぶりに兄が祖国に戻ったとき、止まっていた時間が動き出す……。ソ連支配下の共産主義政権によって分断された関係を修復しようとする兄弟の姿がドラマチックなアート作品。

108分ハンガリー語、英語、スロヴェニア語(日本語字幕)


  SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012年長編コンペティションノミネート作品
長編コンペティション部門出品作『死と乙女という名のダンス』は、ハンガリーでダンスカンパニーを主宰する弟のもとに、20年前に国を出た兄が突然現れるところから始まる。かつて共にカンパニーを創設しながら同じ女性を愛し、政情によって別々の道を歩むことになった2人の心の葛藤が次第に明らかになる……。ハンガリーの伝統舞踊をふんだん盛り込んだ重厚なドラマを撮り上げたのは、ハンガリー出身で、『アポロ13』や『天使と悪魔』などハリウッド映画で俳優として活躍しているアンドレ・ヒューレス。
 「作品の成り立ちから言うと、まず同じタイトルの舞台版をブダペストの国立ダンスシアターで上演し、ツアーも行いました。ハンガリー中のダンスカンパニーを見て、このカンパニーを使うことを決めたんです。ですからダンサー役はダンサーが演じています。メインの女優は2人とも、女優であり、プロのダンサーでもあります。キャスティングに関してはこれ以外には考えられない人が揃い、本当にラッキーでした」。 息をのむほどに美しく力強いダンスシーンを撮影したのは、『未知との遭遇』でアカデミー賞を受賞した名匠ヴィルモス・ジグモンド。ジグモンドもハンガリー出身であり、ヒューレス監督とは20年来の知り合いだという。
 「私も彼の作品に協力しているし、前作では製作総指揮も担当してもらいました。彼は世界最高の撮影監督の1人であり、ハリウッドで仕事をしているだけあってギャラは高いんですが、脚本を読んでもらって話し合い、結局半額に落ち着きました(笑)。彼と仕事ができたことは非常に光栄に感じています」。
 日本でどのような反応が得られるか楽しみにしていたという監督。日本にも似た話があるという感想を聞き、「遠く離れた国でも人間は同じであり、歴史は繰り返すということは興味深い」と満足したよう。
 「共産主義に反発し祖国を出ざるを得なかった兄と、体制の中で生きることを選んだ弟。私はこの作品でどちらかの側についたり、観客にイデオロギーを押し付けたりしたくありませんでした。ある種の親密さや思考は、言葉にすると嘘になってしまう。そういったものを、言葉を使わずに説明できるのがダンスです。ダンスを使って感情のもうひとつの層を描きたかった。ダンスは人生のアレゴリーなんです」。以上出典 http://www.skipcity-dcf.jp/news/dailynews/20120716_05.html
監督:アンドレ・ヒューレス
出演:アンドレ・ヒューレス、ベア・メルクヴィ、ジョルト・ラースロー、エムーケ・ジグモンド、デボラ・カーラ・アンガー、スティーヴン・マクハティ、ギル・ベローズ
<解説>
『天使と悪魔』『セブン』『アポロ13』、TVシリーズ「24TWENTY FOUR」(シーズンI)など、俳優として100本近くものハリウッド映画やTVシリーズに出演し、全米映画俳優組合賞を受賞したアンドレ・ヒューレスが監督・主演を務める。撮影監督は『未知との遭遇』で米国アカデミー賞撮影賞を受賞したヴィルモス・ジグモンド。
監督/アンドレ・ヒューレス
ハンガリー生まれ。国立の芸術学校であるNational Academy of Theatre and Film Arts にて演出を学ぶ。
以来、ハンガリーの国立劇場、パリ・ビエンナーレ、世界シェイクスピア学会など、様々な場所で数々の演劇を演出。アメリカに移住後、AFIにてプロデュースを学ぶ傍ら、『セブン』『アポロ13』『天使と悪魔』などのハリウッド映画に出演。
また数々の国際映画祭で上映されたドキュメンタリー作品『Torn from the Flag』を共同監督している。本作はフィクション長編初監督作品となる。
出典はhttp://www.skipcity-dcf.jp/2012/program/film01.html
境の中、今に残る美しいマンハッタンのアイコンを、一体「誰」が築き上げたかを解き明かす。
出典http://www.yomitime.com/110212/0301.html
6月26日オランダとオーストリアの映画
(オランダ) マルヒン・ロハール監督 「旅の始まり」 84分、2011年

旅の始まり Bon Voyage

フランスへバカンスに行こうとしていたフェルベーク家のもとに、一家の長であるおじいちゃんが末期がんであるという知らせが。一家はすぐに旅行を取りやめ、おじいちゃんとの最期の日々を共にする。最愛の孫娘に、死について丁寧に説明していく祖父の姿が切なさと深い温かみを残してくれる、家族の絆を考えさせる作品。

オランダ 83 オランダ語(英語・日本語字幕)

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012年長編コンペティションノミネート作品 脚本賞受賞
おじいちゃんとの悲しい別れ、でも同時にそれは新しい旅の始まり。フランスへバカンスに行こうとしていたヴァービーク家のもとに、一家の長であるおじいちゃんが末期がんであるという知らせが入る。一家は直ぐに旅行を取り止め、おじいちゃんとの最期の日々を共にすることとなる。
『旅の始まり』(マルヒン・ロハール監督)において、オランダのファービーク一家5人はフランスに旅行に行こうとする矢先に、母方の祖父のボブが末期のガンであることが判明したため、旅行を中止するのであるが、それまで上手くいっていた人間関係が崩れだす。長女のアヌークはハンサムな男性と一夜を共にするのであるが、それは所詮遊びであり、アヌークを本気で愛してくれる男の子を落胆させてしまう。長男のヨッヘムは親友と絶交してしまい、父親のフレッドを秘密基地に連れていく。旅に出るということは、とりあえず問題を先送りできるのであり、逆に言うならば旅に出なければ問題が発覚してしまうということである。そこに現れるのが死への旅をしようとしている祖父のボブと、その‘旅’の意味を懸命に理解しようとする末娘のヤスマインの不思議な関係であるのだが、結局、ボブの‘旅’はボブの娘であるティネによって見送られ、ティネの母親の死に際してのボブに対するわだかまりは解消することになるのである。
監督: マルヒン・ロハール
出演:ハンス・クロアゼ、アネケ・ブロック、ライナウト・ブッセマーカー、ミレ・バルケ、カスペル・ファン・ラインベルク、スカイラー・エイヘルマンス、フランク・ラマース
<解説>
短編映画『吐息』が高い評価を得たマルヒン・ロハール監督による、二作目の長編映画。誰もが直面する家族との別れを、旅立ちという観点で捉えた監督の優しさが詰まった作品。まだ死を知らない最愛の孫娘に、死について丁寧に説明していく祖父の姿が切なさと深い温かみを残してくれる秀作。
監督/マルヒン・ロハール
アムステルダムにあるオランダ国立映画学校を2002年に卒業後、数々のTV映画や短編作品『Au Cigogne!』、『Matzos about Fish』、『Revolution』を監督。短編『吐息/Breath』はカンヌ国際映画祭でも上映された。
2006年に『Maybe Sweden』で長編監督デビュー。『旅の始まり』はミルヴァレー映画祭で上映され、Dutch Golden Calf賞にもノミネートされている。近年はTVシリーズ「Doctor Cheezy」をオランダのTV局VPROのために手掛けている
。」
以上出典はhttp://www.skipcity-dcf.jp/2012/program/film03.html
(オーストリア) カール・マルコヴィックス監督 「呼吸」 93分、2011年 

呼吸 Atmen (Breathing)

19歳の孤児、ローマン・コグラーは少年院で服役していたが、仮釈放された。しかし世間の風は冷たい。家族のいない彼は人付き合いが下手で、社会復帰は難航する。やっとのことで見つけたのは、葬儀場の仕事。死を扱うこの仕事をきっかけに、彼は人生を振り返り、ルーツ探しを始める。

93分 ドイツ語、英語(日本語字幕)

 2012年奈良国際映画祭で観客賞受賞作品
 「主人公ローマン・コグラーは少年院で服役する19歳の男の子。すでに刑期の半ばを終えてはいた。そんな彼が仮釈放でシャバに出る事となった。しかし家族のいない彼は、人付き合いが下手で、仕事探しはうまくいかない。やっとのことで見つけたのはウィーン市の遺体安置所での仕事だった。ある日のこと、ローマンは安置所で同じ姓を持つ女性の遺体と対面した。その女性は生みの母親ではなかったのだが、それをきっかけに、ローマンは初めて過去を振り返り、母親探しの旅を始める。」
      監督のプロフィール 「1963年8月29日、オーストリアのウィーンに生まれる。数々の演劇やミュージカルに出演する人気 の舞台俳優としてもその名を知られている。2007 年のアカデミー賞外国語映画賞を受賞した Stefan Ruzowitzky 監督の『The Counterfeiters』に Salomon Sorowitsch 役で出演したほか、最近の代表作 は『Unknown Identity』。『ATMEN (BREATHING)』は初めて脚本と監督を手掛けた作品。

感想(K生)
初日のアイルランド映画は、アイルランドが何故アメリカに大量の移民を送り出したか、そして移民の多くの人がアメリカン・ドリームを実現するために命までも犠牲にしてマハッタンの摩天楼の建設現場に携わり、ヒーローになったドキュメンタリー的映画。
ハンガリー映画は、芸術と政治、親子の対立、兄弟の確執、家族の崩壊、芸術とお金、男と女、ダンス、それらがハンガリー民族の伝統的なリズムの中で、まとめ上げられていく。
オランダ映画は、死への旅立ち、死との了解、各自のばらばらな気持ちと問題の日々が、父親の死への旅という形をした心の休暇旅行の中で、家族がそれでもまとまっていく、良い旅行になるように、打ち上げ花火のなかで終わっていく。
オーストリア映画は、母に捨てられ,14歳で殺人を犯してしまう主人公が、遺体処理を仕事にすることで、自分を段々と取り戻し、母を見つけた。それ自体が再生のプロセスとなっている。母は、育児ノイローゼで,息子を窒息しさせようとしだか、意識を失った息子を蘇生させた。このままでは殺してしまうと恐怖を感じた母親が、施設に子供をゆだねた。その子供が、死を間近に見ることで、再生していく。タイトルの呼吸というものに凝縮していく。人工呼吸なのだ。
来年もこのような映画際を必ず行おうと運営委員は誓い合った。


2013年5月21日 石川EU協会主催 EU研究会発足第一回EU研究会

皆様、楠根です。この前の石川EU協会の話し合いで提案しましたように、石川EU協会のメンバーでEUについて知識を深めたい人を募ります。都合が悪い時は曜日を変えざるを得ないときがあるかと思いますが、原則的に二ヶ月に一度、第一火曜日7時より石川EU協会主催EU研究会を開催いたします。ただし第1回目は、別の石川EU協会の催し物が入る予定ですので、第三週の火曜日とさせていただきます。EUについては様々な書籍も有り、また、欧州連合代表部のホーム・ページからも多くの興味深い情報を得ることが出来ます。年に何度か、様々なテーマの専門家を招いて、石川EU協会のコア-なメンバーの知識を増したいと思います。コア-なメンバーが,将来の石川EU協会を支えてくれるであろうと信じているからです。
研究会にはその都度一般会員の参加は大歓迎ですが、コア-なメンバーを志向する方は、丁度ゼミの発表のように、なるべく欠席することなく、またいつも聞き手に回るのではなくて、積極的に発表していただきます。今後どのように運営するかは,参加者と初日に話し合いたいと思います。
石川EU協会主催EU研究会のコーディネーター
 石川EU協会副会長 上條勇(金沢大学人間社会学域経済学類 EU論担当)
 石川EU協会副会長 楠根重和
第一回EU研究会のテーマ
 欧州連合とは
 http://www.euinjapan.jp/union/ 広報誌 “ヨーロッパ”http://www.euinjapan.jp/media/magazine/
話題提供 上條勇

EU学習会のお知らせ

先の総会でお知らせしましたように、EUに対する理解を深めるために、521日(火)19時よりEU学習会を開催します。第1回目は、上條副会長が講師となり、パワーポイントで写真などを利用しつつ、「EUとは何か」についてわかりやすく説明します。「EUとは何か」と改めて考えてみると、意外と答えがわからない。このような経験をみなさんはしたことはありませんか。
1EU学習会
テーマ「EUとは何か」
講師 上條 勇
主催 石川EU協会
日時 2013521日(火)19時から(開場1845分)21時まで
場所 石川四高記念文化交流会館http://www.pref.ishikawa.jp/shiko-kinbun/)(香林坊)第2多目的利用室

参加費無料
資料作成の都合で,参加者は予め申し込んで下さい。
第一回の参加申し込み締め切り:平成25年5月17日(金)
申込先:石川EU協会
920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会学域経済学類
西嶋研究室気付
Tel: 076-264-5428
E-mail: ishikawaeu@gmail.com

初回は13名の参加がありました。
今後のテーマの予定 話題提供者は名乗ってください。宜しく。
第二回 2013年9月 欧州市民権 話題提供 楠根
第三回 2013年9月 EU統計とEUの言語文化
第四回 2013年11月 世界の中のEU http://www.euinjapan.jp/world/ 話題提供 鉢野
第五回 2014年1月 日・EU関係 http://www.euinjapan.jp/relation/
第六回 2014年3月 EUネットワーク http://www.euinjapan.jp/network/
第七回 2014年5月 日・EU間協力プログラムhttp://www.euinjapan.jp/programme/ 
第八回 2014年7月 日本におけるEUの文化活動http://www.euinjapan.jp/culture/ 話題提供 中島
第九回 2014年9月 東アジアの平和のためにEUから学べること 話題提供 皆川
第十回  2014年11月 日EU経済関係


2013年5月18日と5月19日 欧州留学フェア2013

日時: 5月17日(金)12:00~20:00/5月18日(土)10:00~16:30/5月19日(日)12:00~18:00場所: 明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン2階(東京会場・5月17日・18日)/ 同志社大学今出川キャンパス良心館1階ルーセントプラザ(京都会場・5月19日)主催: 駐日EU代表部 共催: Campus France-フランス政府留学局・日本支局、DAAD-ドイツ学術交流会、明治大学、同志社大学、欧州委員会教育・文化総局
後援: 外務省、文部科学省、独立行政法人日本学生支援機構 (JASSO)、独立行政法人日本学術振興会(JSPS)、京都府、京都市
参加費: 無料
登録: 不要
問い合わせ: 駐日EU代表部 Delegation-Japan-PPCA@eeas.europa.eu tel. 03-5422-6001(代表)
説明: 今回、関東と関西で開催される欧州留学フェアは、日本の学生の皆さまに欧州留学の魅力をより深く理解していただくことを目指しております。欧州十数カ国より50余りの高等教育機関が参加し、それぞれの学習プログラムを紹介するとともに、勉学や研究に関する質問に直接お答えします。
詳細: 欧州留学フェアのウェブサイト www.ehef-japan.org

2013年5月14日(火)アイルランド・大使館副代表ドナル・ケニアリー氏講演 「Ireland and the EU」
主催 金沢大学EU情報センター
共催 石川EU協会・金沢大学人間社会学域国際学類、金沢大学付属図書館
講演時間:午前10時30分から1時間ないし1時間半程度
講演会場 金沢大学中央図書館 AV教室


金沢大学学長表敬訪問の後に、中央図書館で講演会が始まりました。中村信一学長や山崎光悦副学長、柴田正良図書館長を始め、教職員も多く駆けつけてくれました。その中には国際学類の准教授で同じくアイルランド人のセナン・フォックス博士もいました。大学院生含む学生の参加数は90名であったと報告を受けています。通訳は楠根。この講演会はとても興味を引くものでした。英語で質問してくれた学生もいました。中央図書館側から設定された、昼食会の後に、兼六園、金沢城を案内し、その後、飛行場まで見送りに来てくれた淺野会長の車で、小松空港に向かいました(楠根)。

2013年5月13日「EUがあなたの学校にやってくる」プログラムでアイルランド大使館副代表参事官のドナル・ケニアリー氏来県

短い講演と歓迎パーティのご案内、また次の日は金沢大学での講演もあります。
会員各位
 すでに予告していたところですが、本年5月13日(月)の駐日欧州連合代表部主催事業・「EUがあなたの学校にやってくる」で、今年はアイルランド大使館副代表参事官のドナル・ケニアリー氏が来県、遊学館高校にて講義を行います。同日夕、「石川EU協会」主催で懇親会を催します(要領下記)。今年前半はスケジュールが込んでいて、しかも日が差し迫っての詳細決定なので日程調整が大変かと思いますが、会員各位には、どうぞこぞってご参加ください。懇親会では、できれば最初に少し時間をいただいて、アイルランドという国についてのご紹介をお願いしたいと思っています。
 なお、ケニアリー氏は翌日14日(火)午前中に金沢大学において特別講義を行い、そのあと帰京される予定となっています。

平成25年4月吉日 石川EU協会会長 浅野周二

     ・・・・・・・・・・・・・・・
ドナル・ケニアリー(Donal Kenneally)略歴 
アイルランド、コーク(Cork) 1979年6月25日生まれ
職歴 Work History
September 2010 - Present        Deputy Head of Mission and Counsellor, Embassy of Ireland, Japan
June 2007- August 2010               Deputy Director for Humanitarian Assistance, Department of Foreign Affairs, Ireland
September 2007-? May 2007            Deputy Head of Mission Embassy of Ireland, Latvia
August 2005 - August 2007           Desk Officer Bilateral Economic Relations Division, Department of Foreign Affairs, Ireland
October 2003-? July 2005          Department of Finance, Ireland

アイルランド大使館副代表参事官・ドナルド・ケニアリー氏歓迎懇親会

歓迎パーティの時間 18:30(午後6時半)より
 会場 金沢エクセルホテル東急
 参加費:6,000円
参加申し込み締め切り:平成25(2013)年5月6日(月)
申込先:石川EU協会
 920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会学域経済学類
 西嶋研究室気付  Tel: 076-264-5428
 E-mail: ishikawaeu@gmail.com

アイルランド大使館・ドナル・ケニアリー氏歓迎懇親会
駐日欧州連合代表部(EU大使館)主催事業・「EUがあなたの学校にやってくる」で来県、遊学館高校と金沢大学で講義を行ったドナル・ケニアリー氏の歓迎懇親会は、大変楽しい雰囲気のうちに過ぎました。
「ご参加の皆さん、ユニークな質問をされる方が多く、とっても楽しい会でした」
ドナル・ケニアリー氏の会終了後の感想でした。
 言葉通り、「参加者全員」から思いもかけない話題や質問が飛び出し、会場には笑いが絶えませんでした。ドナル・ケニアリー氏は予想通りの好漢で、「石川EU協会」の雰囲気にぴったりでした。こんな会ならまたやりたいという気が、ますます強まりました。(石川EU協会会長 浅野周二

遊学館高校でのの講演の様子

上四枚は懇親会での様子

2013年5月9日(木)~5月23日(木)

2013年4月22日(月)ベアーテ・フォン・オステンさんの講演会と懇親会

石川日独協会と石川EU協会の共催

講演会:18:3019:15
近江町交流プラザ4F「研修室1」(金沢市青草町88Tel:076-260-6722
「外交における通訳とは」
懇親会:19:15より
  近江町いちば館1F「カフェ・アルコメルカート」
  (金沢市青草町88Tel:076-262-0141
  会費:3,000円(軽食と飲み物)
懇親会参加申し込み締め切り:平成25年4月15日(月)
申込先:石川EU協会
920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会学域経済学類
西嶋研究室気付
Tel: 076-264-5428
E-mail: ishikawaeu@gmail.com

講演概要

この講演では、長年ドイツ大使館・総領事館に通訳・翻訳部長を勤めているベアーテ・フォン・デア・オステンは通訳という仕事に光をあて、とりわけ日独通訳の難点等についてさまざまなエピソードを交えながら話します。

l  通訳とは
通訳は必要悪でありつつ、なくてはならない存在。話し手の声。通訳者は透明人間であり、自分の解釈や意見を挟むことは許されない。最高の通訳とは、通訳が介在していることを話し手が忘れてしまうことだと思っている。

l  通訳に求められること
どんな職業でも必要なことだが、強い職業倫理を持つこと。日頃より体調管理をしっかりと行い、健康と体力を維持すること。

l  同時通訳の場合、独日通訳で難しいこと、気をつけていること
ドイツ語は名詞が前にくるので、ドイツ語日本語は比較的容易だが、日本語は関係詞が前に来るため話を始められず難しい。

l  通訳であり続けるためには、優れた通訳になるためには
「一生学習」がそのキーワード。通訳は言葉を機械的にただ変換させるだけではない。話し手の言葉を忠実に訳すことは勿論大事だが、異文化の人との間において、それだけでは誤解を生むこともある。言葉だけでなく、文化を訳すしっかりした知識・教養が必要で、そのためには日々様々なことにアンテナを張り巡らせ、常に学ぶ姿勢を忘れないことが必要。

講演者 Beate von der Osten  ベアーテ・フォン・デア・オステン
駐日ドイツ連邦共和国大使館・総領事館   一等書記官    通訳・翻訳部長
1963                                    ベルリンに生まれる
1982年-1994                   ベルリン自由大学でイギリス文学、フランス文学、日本学、中世ドイツ文学及び      言語学を学ぶ
1986年-1987                   ドイツ学術交流基金 (DAAD) の奨学生として慶応義塾大学国際センターに       留学
1994                                    ベルリン自由大学で修士号を取得(日本学)
1994年-1997                   新潟大学人文学部で外国人教師としてドイツ語並びにドイツ文化を教える
1997年-1998                   東京にあるドイツ-日本研究所で研究員を勤める
1998                                    駐日ドイツ大使館での通訳・翻訳部長としてドイツ外務省に入省        
2003年-2004                   オーストラリアのクイーンズランド大学で日・英通訳翻訳修士課程プログラム           (MAJIT) に参加するため休職
2004                                    同大学で日・英通訳翻訳修士号を取得
2005年より                               駐日ドイツ大使館での現職に復帰
20129月より                 大阪・神戸ドイツ総領事館通訳・翻訳部長兼務

上は明倫高校での講義の様子。 上右は,講演後の学生との食事会。ドイツからの帰国生徒がいてびっくりしました。

上は石川EU協会と石川日独協会の合同の講演会での様子。

各位
 去る422日(月)夕、石川EU協会と石川日独協会共催の「ベアーテ・フォン・デア・オステンさんの講演会および歓迎懇親会」にご出席の会員の皆さま、ありがとうございました。とっても楽しく有意義な講演で、どうしたわけか今回特に多かった参加ご婦人方が、笑顔で盛んにうなずいておられたのが印象的でした。そのあとの懇親会でも、参加者全員がリラックスしたご様子で話し込まれておられるのを見て、本当によかったと思いました。
 あの日、午前中に明倫高校でフォン・デア・オステンさんの講義があったのですが、質疑応答の時間になると1人の男子生徒からいきなり流暢なドイツ語での質問があり、会場がざわめきました。今年2月に12年間のドイツ生活ののち日本へ帰国したという生徒でした。フォン・デア・オステンさんも思わず早口のドイツ語に一変してしまうという、とっても愉快なハプニングでした。
 きたる513日(月)には、アイルランド大使館から副代表参事官のドナル・ケニアリー氏を迎えての歓迎懇親会があり、このときにはアイルランドという国の紹介をしていただこうと思っております。会員各位には、お誘い合わせのうえ、ぜひまた多数ご参加ください。詳しくはホームページをご覧になってください。
   平成25423
     石川EU協会会長 浅野周二


2013年3月23日(土) 石川EU協会理事会・総会

会員各位
 きたる3月23日(土)夕、下記の要領で「石川EU協会」理事会、総会、懇親会を開催します。来年度(4月)に入りますと、毎月、協会事業が続くことになり、会員各位の参加に支障をきたすことが考えられます。今回は上記会合の開催を早め、今年度中に行うことにしました。
 理事の方々にあっては出欠をお知らせください。欠席の場合、早めに事務局まで委任状のご提出をお願いします。総会はその限りではありません。
 懇親会にもあらかじめ出欠をお知らせください。食事費として3,000円をいただき、飲み物については各人、自分の分をカウンターでお買いいただくことにしました。会場の「 タベルナ・ガッパ」は、新竪町小学校校下の犀川大通りからちょっと入ったところにありますので、あらかじめ調べておいていただくのがいいかと思います。素晴らしい味のイタリアンレストランです。
それでは、会員各位には万障お繰り合わせのうえ、ご参加くださいますようお願いいたします。
     石川EU協会会長 浅野周二

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

石川EU協会理事会、総会、懇親会
平成252013)年3月23日(土)
  〇理事会 17:00(午後5時)より
  〇総会  17:45(午後5時45分)より
  〇懇親会 18:30(午後6時30分)より
  〇懇親会参加費:3,000円(ただし食事費のみ
  〇飲み物代:各自会場にて購入
理事会・総会・懇親会会場 「タベルナ・ガッパ」

  〇参加申し込み締め切り:平成252013)年3月18日(月)
  〇申込先:石川EU協会
920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会学域経済学類
   西嶋研究室気付
   Tel: 076-264-5428
   E-mail: ishikawaeu@gmail.com
注:懇親会欠席の方は参加費不要です。

理事会・総会において、第1号から第4号までの議案はすべて承認されました。
会計において、手数料その他も正確に記録すること、申し込んでドタキャンで来られなかった人に対しては、協会で支出するのではなくて、欠席者に支払いを要求することなどが話し合われた。その他として理事会で新理事に北陸ベルギー協会会長の渡辺満氏が推薦され、理事会と総会で承認された。


総会の様子 写真提供は淺野会長

2013年2月17日(日)石川EU協会意見交換会
会員各位
昨年10月開催の国際フォーラム以来、大きな協会活動はありませんでしたが、会員各位には元気にお過ごしのことと推察申し上げます。
さて、年始のお祭り気分も醒めたきたる2月17日(日)夕、下記の要領で会合を持ちたいと思います。特別にゲストをお呼びすることはなく、ご馳走をいただきながら会員間の親睦を図り、同時に今後の協会の在り方について会員各位のご意見を述べていただくひとときにしたいと考えております。それに先立ち、まずは、現在会長職を仰せつかっている私の考えを、あらかじめここに述べさせていただきます。
私の任期は来年平成26年春までですが、次期にはぜひ新しい会長を選んでいただきたいと思っております。大きな理由は、協会活動がすでにマンネリ化しており、新しい発想もないままこのスタイルが続けば、協会は確実に衰退していくと考えられるからです。協会には、まだいろいろな方面で発展していかなければならない使命があると思いますが、そのためには広い視野を持った新しい会長の選出が必要です。この点についてはぜひ真剣に、ご検討いただきたいとお願い申し上げる次第です。平成25年度(今年4月から来年3月まで)の企画についても具体的な案を出していただきたいと思っております。いまのところ5月13日(月)と14日(火)には、例年通り、駐日欧州連合代表部の主催行事「EUがあなたの学校にやってくる」関連の催しが持たれる予定です。また秋には、私自身、もしご賛同いただけて、さらにいいテーマがあるならば、もう一度国際シンポジウム、あるいはフォーラムを計画してもいいなと思っております。現在、EU、仏、独、ベルギーの各大使館へのアクセスならばなんとかなりそうだと思っております。
以上、私の現在の手持ちのものだけ述べましたが、会員各位にはいろいろとアイディアをお持ちのことと思います。ぜひ時間をおつくりいただき、当日参加のうえ、ご意見を述べていただきたいと願っております。
平成25年1月吉日
石川EU協会会長 浅野周二


石川EU協会意見交換会
日時 平成252013)年2月17日(日):18:00(午後6時)
場所 金沢エクセルホテル東急
参加費:6,000
参加申し込み締め切り:平成252013)年2月15日(金)
申込先:石川EU協会
920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会学域経済学類
西嶋研究室気付
Tel: 076-264-5428
E-mail: ishikawaeu@gmail.com

意見交換会の様子



会員各位

 平成25年2月17日(日)の「石川EU協会意見交換会」にご出席の会員の皆さま、ありがとうございました。ご出席のほぼ全員の方が協会への熱い思いを吐露されるのをお聞きしていて、とっても感動いたしました。皆さま前向きで、協会の将来はとても明るいなという、うれしい印象を得ることができました。すばらしい会合であったと思っています。この感慨はご出席の皆さまお一人おひとりがお感じになられたことと推察いたします。今後、いただいたご意見をどう活動に生かしていくかということが大変大事だと思っています。
  ご都合が悪くご出席できなかった会員の皆さまがたにも、どうぞご出席の方々からこの日に出た意見や雰囲気をお聞きになり、また積極的に協会活動に参加してくださいますようお願いいたします。
   以上、簡単ですが御礼まで。
   平成25年2月18日   石川EU協会会長 浅野周二

多くの方が参集されて有り難うございます。新会員も増え、食事を取りながら、多くの会委員の意見を頂戴いたしました。このような市民団体の活動は、楽しく,しかしながらためになるのがモットーであるという点に関して、コンセンサスを頂いたと思います。話は日本の地方におけるEU協会の意義はなにかという,そもそも論から、催し物についての提案も出されました。会を運営する側からは,皆様側から、運営とくに、会計と催し物の案内をして下さる方を,強く募集しています。また、そのうちにEU研究班も立ち上げる所存であります。そのうち皆様にご案内いたしますので,宜しく。 石川EU協会 副会長 楠根重和